「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を実施しているが、
先日保木間小学校で実施した定植作業で、昨年から農業委員の
宇佐美一彦さんが指導に当たっている。
播種の授業では、
毎年「千住ネギの話」〜みんなで育てよう 江戸東京野菜〜、を
パワーポイントで説明しているが、
その中で農業委員の皆さんの野菜栽培などを紹介している。
荒堀会長のつまもの「むら芽」栽培、宝谷さんが栽培する「菜花」
内田さんの「本田うり」、舎人の新井さんの「水耕栽培」と
特徴のある農業を紹介してきたが、足立区の主要農産物「小松菜」
の生産者を紹介していなかった。
先日、宇佐美さんにお会いしたので、保木間小学校の帰りに、
自宅圃場にご案内頂いたもの。
という後継者がいるから心強い。
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ハウス11棟(52a)で年間6回転、小松菜栽培の専業農家だけに
栽培品種は春から冬に向けて、えぐみの少ない品種に切り替えて、
年間栽培をしている。
「春のセンバツ(トキタ)」
「ひと夏の恋(日本農林社)」
「さくらぎ(サカタ)」
「ふゆさと(武蔵野種苗園)」
足立区には15-6軒の小松菜専門農家があるが、宇佐美さんは
小松菜栽培のリーダーとして、発言する場も多く、
昨年新型コロナ禍の中で、学校給食用に栽培してきた小松菜
数トンを廃棄しなければならなくなった際に、
宇佐美さんの
「学校給食が再開した時に小松菜がないというわけにはいかない」
との思いは、消費者に伝わると同時に、小松菜が足立区で
栽培されていることが、新住民に知れ渡った。
これにより、
地元産野菜をはじめ小松菜は、新型コロナ禍以前以上の販売量に
なっているという。
大さんで、消費者への思いを込めて丁寧に荷造り。
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