2021年10月15日

自宅近くに話題の ”カラフル野菜の小山農園” があり、野菜栽培に真摯に取り組む小山三佐男さんに会ってきた。


先日、テレビをつけて仕事をしていたら「西武立川駅・・・」と
云うので画面を見ると”なぎら健壱さん”出演の
「ぶらり途中下車の旅」で、カラフル野菜の小山農園が紹介され
小山三佐男さんが畑を案内していた。

小山さんには昨年2月に、東京ファーマーズイノベーション
イベントでお逢いしていて、

名刺交換の時に、我が家から10分ぐらいの所に農園があることを
認識していた。

途中には内藤カボチャの石川農園があるにも関わらず、
行く行くと云いながら、失礼していたが、テレビで見たので、
翌日電話をかけて伺った。




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そもそも小山農園は、先代の清さんが酪農をしていた、
同じ西砂3丁目には中里さんがいて、今でも東京牛乳を搾っているが、
清さんは平成10年に野菜栽培に切り替えた。

農地は自宅回りと横田基地脇の調整区域、それに我が家の近くの
美堀町など6か所で、合わせて1haになるという。

上の画像をタップするとご家族でスリーショット
三佐男さんは調理師をしていたが11年前の2010年に35歳で就農した。

当初は一般野菜を栽培していたが2012年に、知り合いのシェフから
「全量買い取るから紅芯大根を栽培してほしい」との
依頼が来たことがきっかけで、少しづつカラフルな
ヨーロッパ野菜を導入していったという。

今年は、江戸東京野菜の「寺島ナス」の栽培もしたという。








2-1.JPG

右から、桃のように皮がむける赤カブの「もものすけ」と、
白カブの「サラダラティーナ(カブ)」

上の画像をタップする

A、 右から「わさび菜」、「水菜」
B、右から「カリーノケール赤」「カリーノケール緑」
C、「カーボロネロ」黒キャベツ

D、「パープルフラワー」
E、「紫キャベツ」
F、右から「ロメインレタス」「サニーレタス」


種は近くの叶i藤総合園芸センターで購入しているという。
私も進藤進社長には色々種の事で教えてもらっている。

進藤社長は店に来ていたトキタ種苗の時田巌社長に
「この人がトキタの種をたくさん買ってくれる小山さんです。」と
紹介されたことから、時田社長と親しくなり、

一昨年の台風19号で定植した苗を全部吹き飛ばされ全滅した時には、
トラック3台分の苗を支援して頂き、定植まで手伝ってくれた。
お陰で切らさずに販売でき、お客様に迷惑をかけずに済んだ事も
あったという。

*時田社長には、日本種苗協会関東ブロックの大会で講師に
招かれたときに名刺交換をしている。






3-1.JPG

都市農業として多品種少量栽培だが、
自宅回りより広い調整区域でも同じように栽培している。

上の画像をタップする

G、「マザーグリーン」
H、「ワインドレスレタス」

I、「トレビス」
J、「フリルレタス赤」
K、上が「コールラビ」、下が「ビタミン大根」






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今人気のイタリア野菜のビーツ
右から黄色ビーツ、赤ビーツ、渦巻ビーツ、そして紫白菜

上の画像をタツプする
ゴルゴ渦巻
黄色、ルナ
赤ビーツソーレ








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オテル・ドウ・ミクニにも納めていた。

毎年、都市大学付属小で実施しているミクニレッスンの中で、
「東京産野菜」を紹介しているが、カーボロネロや、ビーツのゴルゴに
紫ジャガイモなど珍しい野菜は小山農園産だったようだ。

上の画像をタップする
東京エリアのプリンスホテル総料理長たち3人が、
畑を訪ねてくれた。

当初立川を中心に販売していたが、シェフ達の口コミで吉祥寺や、
新宿の小田急ホテルセンチュリーサザンタワーに出荷し、
さらにプリンスホテルの東京、高輪、品川、新宿、池袋と、
帝国ホテル、ホテルニューオータニに広がった。

小山農園は近いから、たまには来て刺激をもらおうと思っている。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達
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