2021年10月26日

出来上がった東京女子学院の菜園で、江戸東京野菜の種蒔きが行われた。


東京女子学院高等学校(野口潔人校長)の
フードカルチャー(FC)コース(保積栄理教諭)では、
江戸東京野菜の栽培についても行っていて、
これまで寺島ナスの栽培を行い調理もしている。

伝統小松菜については、牛乳パックで栽培を行っていることは、
紹介している。

また、練馬大根については、ある程度の深さが必要なことから、
圃場で栽培する計画を立てていたことから、同校では学校近くに
所有していた宅地を圃場として活用することができた。






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授業では、10月中旬に圃場に馬糞堆肥と化成肥料888を
生徒たちが施肥している。

上の画像をタップする
23日(土)10時45分からの授業では、
牛乳パック栽培の伝統小松菜についての観察と水やり、
圃場の整備と、江戸東京野菜の播種を行うことを生徒に伝えた。





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畝づくりのために、麻ひもを張って、畝づくり説明。

上の画像をタップする
渡邉さんが、掘って見本を見せて、スコップを持った生徒が、
交代しながら掘った。

これまで雑草や笹などが繁茂していたことから、畝づくりの中で、
笹の地下茎が出てきたり、石が出てきたりしているので、

地中にそれらが残っていると、
大根が二股になったりするので、取り除くように指導した。

畝は4本作り、練馬大根、亀戸大根、品川カブ、
それに牛乳パック栽培で残った伝統小松菜の種も播種。






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畝に土を積み上げるために、スコップで掘って畝に土を積んだ。
馴れない作業だったが、

上の画像をタップする
畝は、それらしくなってきた。

「畝を高くする意味を解説。」
水が溜まらないので、病気にかかりにくい。
柔らかい土で、根がりやすい。







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畝を均す作業でも、渡邉さんが見本を見せて生徒たちに行わせた。

上の画像をタップする
うねを平らにして、種が蒔けるようにする。







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ペットボトルの底を畝に押し当てて、種を蒔く穴を作る。
種は3粒、間引きをするので穴の中でも三角に蒔く。

上の画像をタップする
菜園の奥から、
亀戸大根、練馬大根、品川カブ、伝統小松菜の順で播種した
圃場を管理している小笠原博史事務長も見えていた。

品川カブは大根のようなカブで、大根とカブの違いを学ぶため。
亀戸大根は、茎まで白い大根で、練馬大根との食べ比べ学習を。

伝統小松菜については、
牛乳パック栽培との違い、F1種の小松菜との食べ比べ学習。

栽培については、マルチなどのない時代と同じような栽培法だが、
様子を見て対策を考える。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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