農地では村田健一郎さんが6月にジャガイモの収穫体験を行っていて、
当ブログでも紹介をしている。
ジャガイモが終わった後、隣でサツマイモと落花生の栽培が始まっていたが、先日、通りかかったら大勢の、新興住宅地の若いご夫婦が
子供連れで集まっていた。
23日(土)、午前中に東京女子学院高等学校での江戸東京野菜の栽培授業からの帰りに気が付いたが、24日(日)の10時から12時まで、
「落花生とサツマイモの収穫体験」のチラシが畑にあった。
今年は、“おおまさり” 一株収穫、500円で販売した。
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10月初めの土日は、台風が来たり、雨が降ったりで、
開催日が伸び伸びになっていた。
そんなことで、地域の皆さんは待ち遠しくて子供連れで出てきた。
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同じ圃場の隣りあわせということで、両方の収穫を楽しまれていたようだが、落花生からという方とサツマイモとにわかれて体験、
土の中から大粒の落花生が出てきたことに
驚きと喜びを味わっていた。
村田農園の園主村田訓男さんは、JA東京みどりの代表理事専務をされていて、都市農業は地域の人たちと一体の中にあり、農作物の収穫体験をしてもらうことで、地域の畑を大切に思っていただくような取り組みを個人としても推進していて、
後継者の健一郎さんの取り組みを後押ししている。
村田家は五日市街道に面して屋敷があり、屋敷地の間口から短冊形に農地が南に延びて、この畑まで続いていたが、西武線が玉川上水駅から拝島駅まで伸びたことで、農地は分断された形になったが、分断された
先のこの農地の周辺は、10年前から新興の住宅地となっていった。
伺うと、園主の村田さんは10代目、初代は江戸時代の
延享年間(1744年〜1748年)に、この地に入植したという。
1745年までが八代将軍吉宗で、1745年からは九代将軍家重の時代だ。
「こんなに大きいのが出てきた!!」
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1株単位の芋ほりは、畝ごとに収穫するので
順番待ちの親子が掘り終わるのを待っていた。
初夏のジャガイモ掘り、
秋の、落花生と、サツマイモ堀り、は皆さんの喜ぶ顔を見ていると
定着したようだ。