2021年12月01日

霜が降りた東京女子学院高等学校の圃場に、江戸東京野菜の様子を見に行った。


数日前に、練馬でも霜が降りたと、渡邉和嘉さんから聞いた後、気になったのが東京女子学院の圃場で、江戸東京野菜の状態を渡辺さんを誘って見てきた。

マルチも、トンネルもしていない、昔の栽培法だからだ。
圃場の東西に住宅があり、北側が土手と住宅、南側は、開けて陽当たりが良いという圃場なので、これまでは、順調な生育を見せていた。




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ドウダンツツジが綺麗に紅葉している。
お昼の時間、風もない、暖かな陽光のもと、
女学生が友達と人工芝のトラックに座ってお弁当を食べていた。

こちらと目が合ったら、挨拶をしてくれた。

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牛乳パックに播種した伝統小松菜は、陽光を受けてしっかりした葉が育っていた。





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フードカルチャー(FC)コース担当の保積栄理先生は、ご出張と聞いていたので、小笠原事務長に了解を得ていた。

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気になっていた江戸東京野菜は、菜園の門を入って一番先に目についた、露地の伝統小松菜が一回り大きくなっていた。

品川カブ、練馬大根、亀戸大根も、同じようで、ほっとした。





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間引きは、12月6日の授業で行うが、伝統小松菜は、固まっている分、根が絡み合って間引きは面倒だ。

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すでに、牛乳パックのレベルを超えて、しっかりとした大きな葉になっている。





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品川カブは、前回報告してあるが、猫が糞でもするのに入り込んだような形跡があった。

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苗の状態の品川カブが干乾びていた。
他の品川カブには、カブラハバチの幼虫が見つかった。
*カブラハバチの被害作物はダイコン、コマツナ、ミズナ、ハクサイ、カブなど軟らかい葉のアブラナ科野菜。






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練馬大根。
先日、ファーム渡戸の渡戸秀行さんが云っていたが、練馬大根は、1月末でも飲食店に供給できるように何回かに分けて播種をしたという。
この練馬大根は、2月頃には収穫できそうだ。

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亀戸大根は、江戸の頃、青物の少ない春一番の3月に市場にでてきた大根で、江戸っ子は競って買い求めたという。

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茶殻を蒔いた所(右)と、蒔かない所(左)の比較栽培。
posted by 大竹道茂 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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