2021年12月15日

第一亀戸小学校の3年生に、亀戸福分けまつりや、亀戸大根のお話をしてきました。


亀戸香取神社で毎年3月に執り行われる福分けまつりには、
地元の小学校や幼稚園で栽培した亀戸大根が奉納されるが、
地元亀戸での、亀戸大根の様子は第一亀戸幼稚園をはじめ、
企業の取り組みも紹介している。

第一亀戸小学校の3年生も栽培しているが、現状では亀戸大根の
播種はしているものの、亀戸大根の授業が行われていないようで、

栽培する3年生を対象とした授業はいかがかと、担任の先生に相談、
地域の事を学ぶ授業として実施が決まった。





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亀戸香取神社に近い同校では、神社の近くを通ってくる児童も
いるようで、授業に集中させるように知っているところから入った。

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亀戸大根の福分けまつりが始まったのは、香取神社の境内に、
亀戸大根の農業説明板を立てたことからで、第1回が1999年11月に
地元の第一亀戸小学校でも、亀戸大根の種まきが行われ、2000年から
福分けまつりが行われている。

第一亀戸小での栽培は21年も続いている事をお話した。






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亀戸の歴史については、同校図書室にも納められている
「亀戸物語1 亀戸香取神社」から、

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昔は亀島と云う島だったこと、
島の周りに上流からの土砂が堆積して陸になりました。
亀島だった所の井戸からは美味しい水が涌いたので、
亀井戸と呼ばれるようになる。

児童たちは初めて聞く話に、集中して聞いていた。






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亀戸大根の事を、亀戸の農家の人たちは、おかめ大根とか、
お多福大根と愛称で呼んでいました。

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おかめは、昔は美人の笑顔で、亀戸大根の葉先が、おかめの顔の
シルエットに似ていることから、おかめ、お多福と呼ばれていた。

亀戸香取神社の福分けまつりは、お多福の福を分けるということから、
縁起の良い祭りとなっている。

児童たちは納得した様子だった。







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亀戸には、親亀の背中に、子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せて。
亀戸駅前公園に亀の噴水がある

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知ってる人!、で、沢山の手があがった。

知ってる事や、初めて聞くことは、盛んにメモを取っているなど、
児童たちは、終始、集中して聞いてくれた。





追録

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3年生は、後日、福分けまつりに持っていく、亀戸大根の播種を
行ったと、錦織副校長に写真を送って頂いた。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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