2021年12月16日

東京女子学院高等学校、フードカルチャー(FC)コースの授業に練馬大根を持ち込む。


クリスマスも間近、東京女子学院高等学校の玄関脇のコーナーには
クリスマスツリーが飾られていて
電飾の星が輝いていた。

同校では、江戸東京野菜を学校近くの菜園で栽培しているが、
11月末に霜が降ったというので、菜園の様子は報告している。

また、牛乳パック栽培の小松菜で、
お雑煮がつくられたことも紹介してきたが

この日は、フードカルチャー(FC)コースの授業が予定されていた。





1-1.JPG

毎回そうだか゛、準備もあるので少し早めに行って、
渡邉和嘉さんとは9時に校門で待ち合わせた。

上の画像をタップする
食堂脇の展示スペースに、練馬大根が展示された。

この日の予定は、菜園で栽培している、練馬大根、亀戸大根、
品川カブ、伝統小松菜の間引きと手作業で害虫駆除。

その後、教室に戻って、練馬大根で「すずしろ汁」の調理を行う。

練馬大根は、村田農園で栽培したのを、運んできていた。





2-1.JPG

市場では、青首大根しか手に入らない中で、ずっしりとした
「練馬大根」を、保積先生が生徒たちに見せていた。

上の画像をタップする
この日の時間配分などを伝えて、間引きのために作業用に着替えた。





3-1.JPG

車に注意しながら、学校近くにある菜園に

上の画像をタップする
菜園では、渡邉和嘉さんから、
間引き作業のやり方や注意事項が伝えられた
数日前に降った雨が、あぜに溜まった形跡が見られた。






4-1-1.JPG

種は3粒蒔いているが、1本しか生育しなかったところ、
発芽しなかったところと色々だが
練馬大根の間引き菜には、長い根が育っていたものも、見られた。

上の画像をタップする
ヨトウ虫を生徒が見つけた。
他にもいると思うが今回は1匹だけだった。

伝統小松菜は、播種の仕方が固めて蒔いたので、
間引きがしづらいようだった。







5-1.JPG

野口潔人校長が調理室にみえて、「すずしろ汁」のレシピに目を通し、
生徒たちの、調理の様子をご覧になった。

上の画像をタップする
このレシピ、第一回 練馬大根引っこ抜き競技大会会場で、
選手をはじめ来場者に振舞うために、JA東京あおば大泉地区女性部が
大会用に創作したものだが、以後10数年開催地で振舞われたから、
練馬の郷土料理として定着している。




6-1.JPG

生徒たちの、調理がスムーズにできるように、
助手の早川さんが各人用に食材を用意していた。

上の画像をタップする
生徒たちは教室に戻って、コックコートとエプロンに着替えて調理。






7-1.JPG

調理室は、美味しい匂いが満ちていた。

上の画像をタップする
出来上がったところで、各自いただきます。

我々には、保積先生に作っていただいたが、美味しかった。





8-1.JPG

出来上がっった「すずしろ汁」と感想

上の画像をタップする



posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 粋な江戸っ子は白首大根
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック