2021年12月17日

昭島市立中神小学校の4年生に江戸東京野菜の拝島ねぎの歴史文化を伝えた。


昭島市立中神小学校((松井茂校長)での江戸東京野菜の授業は、
まず3年生の授業を行っている。
4年生は、江戸東京野菜の拝島ネギ栽培授業を、2月に実施予定だが、
それ以前に拝島ネギの給食が出ることから、
その一日前に拝島ネギの授業が計画されていた。

4年生は2クラスあることから授業は、体育館で行われた。






1-1-8.JPG

授業では、パワーポイントをステージ上のスクリーンに写して
説明を行った。

初代保存会会長の鈴木勇作さん。

上の画像をタップする
拝島ネギは、昭和の初めに水戸から拝島にやってきたネギで、
拝島の気候風土にマッチして、長年の栽培の中で、拝島ネギとなった。

肉質は柔らかく、生では辛味が強く、加熱するととても甘い
しかし、病気や風に弱く、しだいに栽培されなくなった。
昭島の農業の未来のために、拝島ネギの復活に取り組んでいる。







2-1.JPG

上の画像をタップする
拝島ネギの栽培は、現在、木野秀俊さんが保存会の会長(写真左下)、
鈴木寿昭さん(写真左上)、保存会副会長の井上茂夫さん(写真右上)、
保存会監事の小町僖一さん(写真右下)などが、栽培を行っていて
鈴木寿昭さんが2月に栽培指導してくれることになった。







3-1--5.JPG

拝島ネギを、地元消費者に知ってもらうために、
収穫体験なども行われている。

上の画像をタップする
拝島ネギは、お鍋や、そば・うどんなどの薬味として使われる他、
葱のぬた、焼き鳥などの焼きネギとしても風味良く甘いことから、
人気がある。

昭島市学校給食共同調理場の松屋有紀子栄養教諭も参観されていた。



追録
翌日の学校給食で、拝島ネギが出された。

a-1-9.JPG

この日の給食は
昭島の冬野菜について、
ごはん
竹輪入りすまし汁
鯖の塩焼き
拝島ねぎと冬野菜の味噌煮

上の画像をタップする
給食はマスクを外して食べるため、新型コロナ対策として
給食時間のおしゃべりは厳禁で静かに食べていた。

給食は別室の会議室で、杉本幸司副校長と一緒に頂いた。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック