毎年佐藤綾子栄養教諭の依頼で6年生の総合的な学習の時間
「練馬大根の特徴と歴史を知ろう」の授業に伺っている。
同校では、現在1年生トマト、2年生さつまいも・かぼちゃ、
3年生ダイコン、4年生にんじん、5年生米、6年生じゃがいも
を栽培してきている。
2年生の時に江戸東京野菜の雑司ヶ谷ナスを栽培させたいからと、
協力を求められた。
地元JA東京あおばに対応していただき、今年も対応いただいている。
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その夏は、雑司ヶ谷ナスがたくさん収穫されたと、
メールを頂いたので、当ブログで紹介している。
3年生では、学校近くの農家上野誠さんの畑で、
練馬大根の収穫体験をしている。
生憎の雨だったが、生徒たちは泥だらけになったが、
抜けない練馬大根が、やっとの思いで抜いた達成感が、
いい思い出になっているようだ。
授業では、2年生、3年生の時の写真を映し出したので、
思い出していた。
収穫された大根をタクアン漬けにして普及したことなどを伝えた。
しかし、昭和の時代になってから、300年の連載障害で、
土の病気のバイラス病が蔓延したことから、商品としての
練馬大根は収穫できなくなったために、農家はキャベツ栽培に
切り替えました。
練馬大根が栽培できるようになったのは、
30数年経過してからでした。
しかし、練馬はキャベツの産地に代わっていて、また、食生活も
大きく変わったことから沢庵漬けの消費も減少していました。
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この日は、休日で学校公開日だったので、保護者の方々も
授業の様子をご覧になっていた。
練馬区民は70数万なのに、ねりま大根は1万数千本しか
栽培されていないことから、殆んどの区民は有名な練馬大根を
食べたことが無いというのが、現状だった15年前、小中学生に
練馬大根を食べさせようと、
「練馬大根引っこ抜き競技大会」が始まったことを伝えた。
南田中で開催された「練馬大根引っこ抜き競技大会」で
抜かれたもので、当ブログで紹介したが、
その中から光が丘秋の陽小学校の大根4袋が配送された。
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給食で食べられた。
追録
漬けていて、そのうちに沢庵漬けとして、
給食に出される予定のようだ。
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