2021年12月19日

12月12日(日)恒例の「冬の江戸東京野菜収穫体験&山分け@ファーム渡戸」が開催された。


江戸東京野菜コンシェルジュ協会とファーム渡戸が実施する、
冬の江戸東京野菜収穫体験&山分けは、晴天に恵まれた12月12日
日曜の午前中に、練馬区平和台で渡戸秀行さんが丹精込めて

栽培した江戸東京野菜の練馬大根、亀戸大根、品川カブ、
金町コカブ、青茎三河島菜、シントリ菜、伝統小松菜、
下山千歳白菜、馬込三寸ニンジン等、10品目を収穫。

収穫した江戸東京野菜は、公平に山分けされ、スーツケース等
に入れて持ち帰られた。





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練馬大根を持っての収穫体験記念

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協会主催ということで、開会の挨拶。

園主の渡戸さんは、江戸東京野菜を年間20種以上栽培していて、
この季節の江戸東京野菜についても1haの農地で栽培している。

生産者として、江戸東京野菜を栽培する篤い思いを語られた。






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横浜の青果商藤岡輝好さんは、今年も参加してくれた。
きふねの大塩安津子さんは、下山千歳白菜を収穫

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シントリ菜はちりめん白菜の若採りで、シントリ菜の名の起こりを、
ハーブの機関誌に書いている。、

同じ白菜でも下山千歳白菜は、大型の白菜でバイラス病にかからない白菜として育成された。
福島さんが収穫したのは「東京べかな」(江戸東京野菜未登録)







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品川カブと金町コカブの収穫。
品川カブは、滝野川カブとか、東京長カブと云われる、
カブと云うと、金町コカブに代表されるように、東京では
丸いカブが一般的だが、長いカブは、東北には結構多い品種。

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今年は12月10日頃まで暖冬だったことから、
金町コカブも生育が進み、ふた回りぐらい大きくなってしまった。







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品川カブと金町コカブ

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品川カブを初めて見ると、大根じゃないの?

カブと大根の葉の比較
カブの葉は、大根のように切れ込みが無い






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亀戸大根と馬込三寸ニンジンの収穫

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亀戸大根は春一番に出てくる大根だった。渡戸さんは、
山分けに収穫できるように種を蒔いたが、暖冬で亀戸大根も
少し大きくなってしまった。

福島珠美さんが収穫した馬込三寸ニンジンは、
形が良く出来ていますが、暖冬の影響で一回り大きくなりました。





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青茎三河島菜も大きく育っていますが、
この野菜、大きくても漬け菜として美味しい。
青茎は、大きくなっても、硬くなく美味しく食べることができる。

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伝統小松菜(写真上)、青茎三河島菜(写真下)、
伝統小松菜のごせき晩生種も、市販の小松菜よりも大きいが、
浅漬けにすると美味しい大きさ。







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最後は、残しておいた力を振り絞って、練馬大根を引き抜いた。
1人2本。

上の画像をタッブする。
森川洋一さんが抜いたのが一番大きい練馬大根だった。







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収穫作業が終わったところで、すずしろ汁が振舞われた。

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木村えり子さんが、ファーム渡戸で栽培している江戸東京野菜を
使ってすずしろ汁を作ってくれた。

イチョウ切りの練馬大根に、短冊切りの品川カブが入っていた。







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大きい下山千歳白菜と練馬大根だけでも持って帰るには大変なのに、
その他の野菜はカートに積んで帰るとか。

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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コンシェルジュ協会事業
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