朝6時20分目覚ましの音が鳴っていた。27日の早朝のことだ。
テレビをつけると、都心で零下2.2度と12月になって最も寒いことを
報じていて、雪が降り続ている関東北部の映像も流れていた。
自宅から近い畑に行ってみるとブロッコリーの葉に霜が降りていた。
練馬の東京女子学院の菜園の江戸東京野菜を見に行っている。
ヒートアイランドで、暖かくなっているから
東京で霜が降りるのは遅くなっている。
ウド農家にとって、早く霜に充てることが、収入に跳ね返ってくる。
話は変わるが、ボタニカルアーティストの石薫さんに、
ウド栽培の井口良男さんを紹介することにした。
石さんが、江戸東京野菜を描きたいというので、深大寺のそば畑、
井之口喜實夫さんの早稲田ミョウガと千住ねぎ、
榎本多良さんの練馬大根を紹介してきた、
東京ウドについては、世田谷の石さんのお宅から環八で
通いやすいこと、石さんの大学の先輩でもあること等を勘案して
練馬の井口良男さんを紹介した。
上の画像をタツプする
井之口さんが「これが東京ウドの典型的なやつだから。」と
素晴らしい根を選んでくださって、貴重な次世代に繋ぐ資源なのに
恐縮しております。
また、お願いして花後の様子がよく観察できる茎の上部50cmほど
タネ付きで持ち帰らせていただきました。
今後は、5月頃ちょっと成長して葉をつけた瑞々しい様子と、
10月に花をつけた「ウドの大木」を見せていただく予定です。
商品としてのウドは、来シーズンに根っこごと頂戴しにあがり、
根っこ付きうど3姉妹を主軸に構成を考えています。とあった。