方々の思いを受けて、26日(日)に、品川神社境内で開催した。
この品評会、本来は小学校等が出品すると、
生徒たちがプレゼンテーションを行っている。
ここ数年新型コロナの関係から、2018年の第7回を盛大に開催した後、
開催を見合わせていた。
品川蕪の品評会は、2012年に第1回が開催されているが、
そもそもは北品川商店街の青果商・マルダイ大塚好雄商店の店主
大塚好雄さんが、小平の宮寺正光さんが栽培していた品川カブを
まち興しとして活用したもので、
品川区内の小学校や、区民農園での栽培指導を、2008年から
取り組んできたもので、地域を巻き込んだ、大塚さんの
取り組みは、他に例を見ない。
この日も寒かったが、品川神社は新年に向けて幟がはためいていた。
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品評会に先立ち、品川神社に正式参拝を行い、
品評会の盛会を祈念した。
会場には、東京シティ青果が、伝統野菜のパネルを展示していた。
当日は、東京シティ青果からは江戸東京野菜担当の松尾勇二課長が、
豊洲から来ていた。
それまで学校等に対して、栽培の指導等を行っていなかったから、
栽培をしている学校が少なかった。
又、一般の区民も10組と少なかったが、開催してほしいという
要望が多く、開催となったもの。
しかしこれまでのような、品川カブ汁の振舞いなど、
口に入る物は中止となった。
それでも会場には、大勢の区民が集まっていた。
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会場には、江戸東京野菜コンシェルジュの、
福島珠美さんと亀島由美子さんが先に来ていた。
2008年とは比べ物にならないが、それでも待ちに待っていた
人たちが駆けつけてくれていた。
式典の流れも、大塚さんの独壇場で順番はあってないようなもの。
品川区からは、桑原正敏副区長が挨拶をされた。
東京の伝統野菜・江戸東京野菜の復活普及をしている
として紹介された私は、挨拶で
江戸東京野菜の品川かぶを、地元の皆さんが栽培し続けることは、
SDGs、持続可能な開発目標として教育現場でも伝えて頂きたいと、
申し上げた。
ことから出品されたもののようだ。
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10人が参加されて、出品された。
その間に、女流講談師・真打の田辺一乃師匠の、品川蕪汁の一席。
この話、品川沖で難破した陸奥の材木船。
乗組員を助けた品川の漁師たちは、熱い品川蕪汁を食べさせて
助けたが、品川汁は、今も青森県むつ市川内町に伝わっている。
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審査員は、戸川五郎地元町会の会長、
木村巳典(元小学校校長)審査委員長、
須山多喜子審査委員、
柿沢美貴審査員(品川区法人会女性部)、
戸山愛理審査員(コーディネーター)
木村委員長は挨拶で、大井第一小学校時代に品評会で連覇を果たし
品川蕪を栽培し、食べると美味しい。健康のために、
安全、安心な品川蕪を伝えていくために、これからは
大塚さんを支えていくという。
採種、4年代目の品川カブ(8番)だという。
参加者が少なかったことから、金賞のみが入賞となった、
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小学校の部は、新型コロナの問題もあり、
学校の判断で参加してもらったという。
実施校が少なかった事で、大塚さんがリモートで審査したという。
金賞は、品川区立荏原平塚学園
銀賞は、品川区立台場小学校と、品川区立品川学園
パフォーマンス賞、品川区立品川学園
同校は、品川カブ栽培の歌を、アルプス一万尺の替え歌で歌った。
福島さんが、抽選で「みかん一箱」が当たったが結構重い。
福島さんはFacebookで報告している。
福島さんと亀島さんは、
品川カブと江戸東京野菜暦(カレンダー)をもらった。
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品川カブのレシピが品川カブに添えてあった。