2022年01月09日

北区に唯一残る、生産緑地を確認しに案内してもらった。


東京に来て、山手線に乗って、東京はビルばかりで畑は無いと云う人、
東京に農業があるとは知らなかったと・・・。

東京23区の内、農地は都心の12区以外の11区(江戸川区、葛飾区、
足立区、北区、板橋区、練馬区、杉並区、中野区、世田谷区、
目黒区、大田区)に、
農地法上の農地、都市計画法上の生産緑地がある。

先日、北区の滝野川八幡神社に伺った話は紹介したが、
昔は、滝野川ゴボウや滝野川ニンジンなどを栽培していた。

いつ頃だったか北区の農地が1か所になってしまったと
聞いたことがある。
何処にあるかは知らなかったが、一度見てみたいと思っていた。

八幡神社には、JA東京あおばの常務理事を歴任された渡邉和嘉さんの
車に乗せてもらって行ったので、帰りに頼んで案内してもらった。





1-1.JPG

滝野川から、旧中山道に出て・・・、
志村の坂上から新河岸川を渡って浮間に着いた。
埼京線をくぐって横道に入ったところに生産緑地地区の看板があった。

上の画像をタップする
色々と栽培していたが、良く管理されていた。
よく見ると、幾つもの区画になっていて、
それぞれにネギが栽培されている。

地域の方に貸しているのかもしれない。
ここが、北区に残っている農地だ。

農園主のお宅が隣にあったので、話を聞こうとチャイムを押したが
お留守のようだった。

因みに北区には、赤羽自然観察公園があり、水田があるが、
誤解があってはいけないので、ここは北区の公園用地で農地ではない。






2-1.JPG


上の画像をタップする
車で周辺を一周したところで、来たことがある浮間ケ原桜草圃場
その奥に赤羽ゴルフ倶楽部、
河川敷のゴルフコースも習い始めた頃に何度か来ている。

埼京線で来たときは、浮間舟渡駅で下車したが、
かつての荒川の流路が取り残された「浮間ケ池」がある。


posted by 大竹道茂 at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境
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