2022年01月26日

八王子市の伝統穀物「宗兵衛裸麦」は、寒さ厳しい中で麦踏みを求めているようだ。


八王子市の伝統穀物「宗兵衛裸麦」は、
下川口村堀口の河合宗兵衛(嘉永六年生まれ)が作り出した裸麦。

八王子では、江戸東京野菜に係わる方々が栽培していて、
栽培面積は増えつつあり、
川口の登坂信美さんが、栽培した宗兵衛裸を脱穀した。

登坂さんと、宗兵衛裸の食味については、9月に紹介している。

その登坂さんが、さらに広い圃場を借りて、種まきを行った。

10月に石川敏之さんの畑で、
プレシャスウォーキングインストラクターの、MAKOさんが、
耕した畑を裸足で歩き回るイベントを実施したが、
その光景をみて大勢での麦踏を高野さんに提案した。




1-1.JPG

1月16日に、麦踏を実施する予定でいた。
高野さんの企画では、終わってからは、圃場の一角で「芋煮会」を
やるんだと準備をされていた。

しかし、残念なことにオミクロン株の市中感染が拡大してきた。
高野さんは、登坂さんと相談して中止の判断をされた。

色々と準備をされていたが、参加者には電話で連絡したようだ。
その後、オミクロン株の、更なる感染拡大は、止まることはない。

上の画像をタップする
先日、近くまで行ったことから、写真を撮ってきた。
高野さんに聞くと、12月に一度、麦踏をやったという。







2-1.JPG

上川町の圃場は、吹きっさらしで、寒いそうで、
麦踏を必要としているようだった。

上の画像をタップする
麦を余分に落とした所は、まとまって葉を伸ばしていた。







3-1.JPG

上川町から、あきる野市の石川敏之さんの、
「ゆっくり農縁」に立ち寄った。

上の画像をタップする
石川さんは、いなかったが宗兵衛裸」の畑は、奥まった所にあり、
ひと目で、それと分かった。

手で蒔いたそうだが、畝をたてて、12月に麦踏をしたと伺った。






4-1.JPG

上川町の宗兵衛裸とは違って、元気が良かった。

上の画像をタップする







5-1.JPG

高野さんも毎年栽培している。
高野さんの宗兵衛裸も元気は良かった。手蒔きをしたという。

上の画像をタップする


八王子市川口では例年、福島秀史さんと、濱中洋子さんも宗兵衛裸を
栽培しているが、福島さんは蒔かなかったが、今年は蒔くという。

濱中さんは、農の生け花に活用することから、毎年栽培していたが、
今回は失敗したとか話されていた。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック