2022年02月19日

東京女子学院高等学校の "フードカルチャーコース2022" における江戸東京野菜の計画会議を行った。


東京女子学院高等学校(野口潔人校長)では、
フードカルチャー(FC)コース(保積栄理教諭)を
2019年度に開設しているが、
江戸東京・伝統野菜研究会では2021年度から2年生を対象に
お手伝いをさせていただいている。

昨年の4月にお話を頂いて、渡邉和嘉副代表と27日に伺って、
協力できる内容について提案をしている。

江戸東京野菜の講座を行った後は、江戸東京野菜を栽培し、
収穫した野菜の調理などを行いたいという保積教諭のお考えは、
こちらの提案とも合致していたので、
その都度提案をしていくこととなった。

授業については、都市農地支援センターが行う、
「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業
アドバイザーとして派遣される手続きをとってもらった。





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FCコースは、江戸東京野菜以外には、
狭山茶の宮野園の指導を受けていて、
TJGオリジナルブレンド茶をつくっていた。
マルコメ(株)の方には味噌について学んでいる。

◎高2「和食」の授業は、
エコール辻東京の先生方のご指導を受けている。
東京製菓学校の先生方のご指導を受けている。

上の画像をタップする
新2年生のFCコースへの期待も大きくなる。







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5月12日に、座学として江戸東京野菜の講座と、
寺島ナスの定植作業を行っている。
6月6日 寺島ナス生育状況を生徒たちは確認した。

6月29日 東京野菜として、檜原村のルバーブでジャムづくり
提案し、寺島ナスの収穫も行っている。
9月1日 校内の菜園が手狭なことから、学校近くに菜園づくり計画
9月28日 菜園ができるまで、伝統小松菜を牛乳パックで栽培。

10月26日 菜園の完成で、江戸東京野菜4種の種蒔き
11月3日、播種した江戸東京野菜が発芽

11月11日 畑の管理。11月19日、畑の管理。12月1日、畑の管理。

12月14日、収穫した伝統小松菜で、お雑煮づくり。
12月16日、すずしろ汁の調理と、江戸東京野菜の間引き。

1月8日、降雪の状況の確認。
2月3日、乾燥注意報が出ている状況の確認。
2月10日、収穫した野菜は生徒たちが持ちかえり、沢庵も完成。
(日付はブログ掲載日)





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2022年度は、菜園ができたことから、本年度実施した、寺島ナス、
伝統小松菜、亀戸大根、練馬大根、品川カブの栽培は決まったが、


上の画像をタップする
生徒たちの希望では、菜園に行くのが楽しみになる野菜。
もいで食べられるトマト、キュウリに、サツマイモが加わった。
キュウリはやっぱり江戸東京野菜の馬込半白キュウリがいい。

江戸東京野菜としては、内藤カボチャ、内藤トウガラシの栽培も
実施することになった。


追録
FCコースでは、秋田県立大舘桂桜高校家庭クラブと交流を持っており
2021年度は、秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」を教えて頂いた。

FCコースでは、現在畑に残してある練馬大根と共に
"すずしろ汁" のレシピを送る準備を進めていた。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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