2022年03月01日

宗兵衛裸麦の麦踏の後は、芋煮会の出来上がり時間に合わせて山登り。


八王子市の伝統の穀物「宗兵衛裸麦」の復活普及に、尽力している
高野重春さんと、栽培をしている登坂信美さんは、宗兵衛裸麦の
麦踏を企画したことは、昨日報告した。






7-1-6.JPG

高野さんは、携帯で芋煮の料理長・橋本陽子さんと
連絡を取っていたが、まだ煮えていないということから、
急遽目の前の山歩きを30分ほどしましょうと、歩き出した。

山の登り口には、太い枝垂れ桜が3本もあり、
4月に入ってから、花見の会を企画してもらうように、
高野さんに依頼してた。

上の画像をタップする
山歩きのコース






8-1.JPG

山に入ると、道なき道を竹藪に入っていった。
尾根に向かって一直線・・・・・。

上の画像をタップする
筍のシーズンには早いが、
あちこちに筍を最近掘ったような痕跡。
何と、猪が掘ったと所だという。






9-1-2.JPG

若い皆さんが尾根のところで休んでいたが、
やっとの思いで追いついた。

上の画像をタップする。
麦踏の後に、今熊山の話をしてくれた
秋山勝男さん(川口郷土史研究会)が、遅れる人を
案内するためにしんがりを歩いていたので、話を聞いた。

昭和12年生まれというから、85歳だけれどお若い、
こちらがフウフウ行っているのに、急な坂道を登っていく。

秋山さんは、NPO八王子城址三ツ鱗会理事、
NPO町づくりかみかわ理事の肩書を持つ。
今熊山は30数年前だったか、産業廃棄物が捨てられる
というので、皆で山の三つ葉ツツジを植えたから、
今では観光資源となっている。

あそこには、農産物の直売所もある等、教えてくれた。





10-1.JPG

尾根から集落の方に下ってきたが、
落ち葉が積もった辺りは滑りやすい。

榾木が並んで、シイタケが出ていた。

上の画像をタップする
子どもにシイタケが生えている様子を見せていた。





11-1.JPG

予定通りに、一行は上川熊野神社にたどり着いた。
芋煮会の会費は700円。

食事の準備をしていた登坂信美さん、昨年収穫した
宗兵衛裸麦
でつくった味噌を試食させていただいた。
麹の味が効いていた。

登坂さんは、八王子市の和菓子「飯村屋」で、
麹を分けてもらって味噌づくりを教えてもらったという。

上の画像をタップする
塩気は薄味で、上品な味、和菓子として使える味だ。







12-1.JPG

出来上がった芋煮を頂いた。

上の画像をタップする
登坂さんから2種のおにぎりを頂いてから、芋煮を・・・・
おにぎりは、白米と裸麦を混ぜて炊いた麦ごはんと、
それに味噌を混ぜて握ったおにぎり。

橋本さん達、料理担当の愛情がたっぷり詰まっていた。







14-1-8.JPG

山登りをして軽い疲労の中でいただく芋煮とおにぎりは
旨かった。

料理班の皆さんに感謝しながら頂いた。

上の画像をタップする





15-1-1.JPG

参加者の24人は、高野さん、登坂さんのお友達と、
奥田さんの藍染めグループが参加されていたので、
ここで自己紹介。

上の画像をタップする
麦踏を皆さんで体験していただく事で始まった企画だが、
芋煮会が加わり、山歩きも加わり、


企画側も、今回のイベントで、手ごたえを感じたようで、
次回の枝垂れ桜をめでる会は楽しみだ。



hinohara1.JPG

因みに、昨年檜原で見た枝垂れ桜だが、それより太い桜だ。
写真のデータでは2021.4.9となっている。

posted by 大竹道茂 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック