早稲田ミョウガの生産者練馬区高野台の井之口喜實夫さんが
この時期栽培をしている、早稲田ミョウガタケの出荷が
始まっている頃と思って電話をしてみた。
先月、2月7日に様子を見にうかがっているが、
東京新宿ベジフル(株)のイベント「市場の日」が18日に
淀橋市場で行われることから、17日に初出荷になると伺っていたので、
電話をしてから伺った。
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後継者の勇喜夫さんが、見せてくれた。
10月に早稲田ミョウガをお持ちしているが、
大変喜んでいただいた。
その時に、2月から4月にかけては、江戸時代からの高級食材、
早稲田ミョウガタケが出荷されるので、その時は
お持ちしますとお話していた。
今回もアポなしで伺ったが、これから会議あるようだったが、
わざわざ出て来ていただいたので、ミョウガダケをお渡しした。
碓田聖史理事長も早大だそうで、理事長と分けるという。
ミョウガタケは、11代将軍家斉が2月から梅酢漬けにしたり、
味噌漬けにして食べていたと、記録に残っている。
贅沢品に禁止令を出していた江戸幕府だが、
将軍は促成栽培のぜいたく品を食べていたわけだ。
早稲田ミョウガタケを頂きたいとお願いして、御代を支払う段階で、
これから東京女子学院の野口校長にお持ちすると話したら、
それじゃあお使いくださいと、頂いた。
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追伸
今、携帯に、090ではない、怪しげな番号から電話がかかってきた、
躊躇したが出ると、ボタニカルアートペインターの石薫さんで、
ボストンにいるとか言っていた。
江戸東京野菜を描いていて、早稲田ミョウガは
井之口さんに頼んでいる。
向こうでは、江戸東京野菜通信も見てくれているようで、
先日、大先輩の福井功さんが「江戸・東京ゆかりの野菜と花」の
編集委員として原稿を書いて頂いたことを紹介したが、
それを見て「江戸・東京ゆかりの野菜と花」を読みたくなったという。
あれは、絶版だとお伝えしたら、電子書籍になっているので、
世界中で買えますという。
電子書籍になっているとは知らなかった。