収獲授業が、足立区農業委員会(荒堀安行会長)の指導で行われた。
「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」がそれで、
7月に、5年生が栽培して、採種した種を、受け継いだ4年生は、
先輩の熱い思いを感じながら、
また、千住ネギの歴史、千住ネギの命をつなぐ授業の意味も
理解を得たうえで、種まきを行った。
その後、10月には、農業委員の指導で、菜園に定植したが、
当ブログで報告している。
定植した苗を、何度か土寄せを行って、暖かくなってきた
この日を選んで、収穫の授業が行われたもの。
金泉校長の挨拶の後、荒堀会長は、生徒たちに、定植の後、
土寄せなどを行い管理したので、順調に生育し、
今日収穫を迎えられたことを讃えた。
収穫には、農業委員会の宇佐美一彦委員から、収穫をする上での
注意事項が伝えられた。
尚当日は、事務局として足立区農業振興係の
篠崎努係長と、築出大典さんが、サポートした。
上の画像をタップする
収穫した千住ネギを、生徒たちは自宅に持ち帰ったが、
どんな味だったか聞いてみたい。
この授業は食べて終わりではない。
宇佐美さんの後ろに写っている取り残しの千住ねぎが重要で、
「命をつなぐ・・・」種採り用の千住ネギで、
5年生になると花芽が出て、ネギ坊主ができるから、採種して
7月に後輩の4年生に種を手渡す重要な
「種の伝達式」の授業が残っている。
なお、他の5校はネギの生育状況や新型コロナウイルス感染拡大に
伴うまん延防止等重点措置の影響で、実施は未定のようだ。