話をさせていただいてきた。
2012年は、佐藤綾子栄養教諭(現練馬区立光が丘秋の陽小)に呼んで
頂いたが、2016年から稲橋あい栄養教諭に呼んでいただいていて、
給食では、今年度も練馬大根、大蔵大根、亀戸大根、千住ねぎ、
伝統小松菜を使ってくれていた。
石川校長は、2020年に田端中学から着任されたそうで、新型コロナの
関係で初めてお会いした。滝野川ゴボウをはじめ
練馬大根のことなど、お詳しかった。
同校の南、通りを挟んで味の素ナショナルスポーツセンターがあり、
オリンピックの養成選手が同校に通っていた。
2012年に乙黒拓斗選手(レスリング・金メダリスト)、2013年には
平野美宇選手(卓球・銀メダリスト)、2017年張本智和選手
(卓球・銅メダリスト)、が1年生で、平野選手は海外遠征中だったが、
乙黒・張本両選手は、江戸東京野菜の授業を受けていたと
先生に教えてもらった。
稲橋教諭から稲付中学でもSDGsについて勉強をしているというので、
「持続可能な開発目標」の開発マークを画面に入れながら
補足説明を行った。 パワーポイントでは、
開発マークは、1、2、3、4、11、12、14、15、17、を添付した。
上の画像をタップする
東京23区内の農地は、都心周辺の11区にあり、その中に
稲付中のある北区があるが、都市化の進行で、
浮間の農地だけになってしまった。
かつて北区では、北を流れる荒川や新河岸川から取水して
水田が広がっていたが、滝野川台地は、火山灰土が深いために、
練馬大根をはじめ、滝野川ゴボウ、滝野川ニンジン等長いものが
生育し、滝野川カブ等も栽培されていた。
滝野川ゴボウは、毎年滝野川紅葉中学で栽培しているが、
稲付中学では、滝野川カブの栽培を行ったことがある。
滝野川ゴボウは、元禄年間(1688〜1704)に北豊島郡滝野川の
鈴木源吾によって栽培が始まり、根の長さが1bもある
大長ゴボウ で品質が良いから人気があった。
滝野川ゴボウを使って滝野川のまち興しが、
今年、滝野川八幡宮が中心となって取り組み始める。
同校が職場体験学習で、協力を頂いいる三益屋酒店では、
滝野川ごぼうビールを発売していて、
北区のまち興しに10数年販売していることを紹介すた。
追録
授業には、企画プロデューサーの堀信さん(写真左)と
職場体験学習で同校生徒を受け入れている三益屋酒店の
東海林孝生社長が参観された。
追伸
稲橋栄養教諭が早速ホームページで紹介して頂いた。
稲橋先生ありがとうございました。