(株)農文協プロダクションの鈴木敏夫代表取締役(企画プロデューサー)から、「東京ミルクものがたり」”東京酪農乳業” 〜史跡を巡るガイドブック〜が送られてきた。
添付のお手紙には、「・・・さてこの度、日本のミルク文化発祥の地・東京都内を巡るガイドブック『東京ミルクものがたり』(農文協刊)の編集・発刊を手伝いました。
この企画編集の折りに参考になったのが大竹さんたちにお骨折りいただいた『江戸・東京農業名所めぐり』です。本書内でも、当時JA東京中央会が設置した案内板が活躍しております。それ故に、感謝をこめて1冊謹呈させていただきます。ご高覧いただければ幸いです。」とあった。
1992年10月、JA東京中央会が企画・発行し、一般社団法人農山漁村文化協会が発売した「江戸東京ゆかりの野菜と花」は、今や江戸東京野菜のバイブル的役割をなしている。
その後、「江戸東京 暮らしを支えた動物たち」を編集し、農協法施行50周年を記念して、江戸東京の農業説明板を都内50ヵ所に建立した。
そして、それを案内した「江戸東京 農業名所めぐり」も農文協から発売したが、これら3冊の江戸東京シリーズを発行する経過の中で、
当時、担当部長だった鈴木社長にはお世話になった
『東京ミルクものがたり』は、前田浩史先生、谷沢好幸先生の編著で、東京の酪農乳業に特化して、史跡を巡るガイドブックになっている。
手紙にあるように、関係する農業説明板が写真添付で、紹介されているが、それ以外に、酪農乳業に関する史跡が在るは在るはで、改めてわが国農業のルーツが東京にあることが分かる。
当ブログの、酪農等に関する記事を紹介する。
同誌の33頁に、日本酪農発祥の地・嶺岡牧について出ているが、
行ったことがある。
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農業の説明板については、JA東京中央会が、ホームページで
「東京農業歴史めぐり」で紹介している。
芥川龍之介の生家が牧場だったことは、
聖路加に招かれたときの追録で紹介している。
錦糸町駅前のバス停横には伊藤左千夫の記念碑が・・・、
三社祭で有名な浅草神社の境内には、檜前の馬牧がある。
世田谷の四谷軒の跡地にも行っている。
四谷軒が無くなったことで、現在、23区内の酪農は住宅地の中、
1件になってしまったが、小泉勝さんは頑張っている。
神崎の牛牧と、高田牧舎には、早稲田みょうがの捜索で行っている。
農業の史跡が少ないと思っていた、渋谷区や豊島区にもたくさんの
史跡があるので、今度は、同誌をもって、歩いてみようと思っている。