2022年04月25日

滝野川コボウが八幡様での復活をきっかけに、滝野川地域の小学校での普及が広がりを見せ始めている。



江戸東京野菜の復活普及の取り組みを今年になって、
北区の瀧野川八幡神社で始まった。

滝野川ゴボウの栽培を、北区立紅葉中学で栽培をしていると
話を聞いたのは、1998年頃だったか、2002年に刊行した
「江戸・東京 農業名所めぐり」には、滝野川ゴボウを収穫した
写真を掲載している。






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1996年に滝野川西区民センターが開設されたことから、住民が地域の
特色ある活動をしたいと、"滝野川にんじん・ごぼうを育てる会"
(黒田みち子会長)が結成され、紅葉中学での栽培が始まった。

自然休暇村事業で北区と縁のある、
群馬県甘楽町の有機農業研究グループに栽培してもらっていた。

また、1997年江戸東京農業説明板「滝野川ニンジンとゴボウ」は、
日本農林社の近藤会長にお骨折りを頂いて、滝野川西区民センターの
壁面に取り付けていただいた。








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黒田会長は滝野川中学にも滝野川ゴボウの栽培を働きかけていた。

滝野川ゴホウの収穫後の、中田俊久校長(第11代)と
黒田会長(前列左から2人目)。
両校は統合後も、引き続き滝野川ゴボウの栽培は継続している。







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八幡神社で滝野川ゴボウの播種祭は3月27日に行われたが、
その時に、谷端自治会正木会長から、地元の谷端小学校
(JR板橋駅近く)では日本農林社の協力で、毎年滝野川ゴボウを
栽培していると伺った。

そこで、同校に電話をして、北区の農業や、滝野川ゴボウ、
滝野川ニンジンのお話を提案したら、松本副校長から是非という
返事を頂き、副読本の「わたしたちの北区」を送って頂いた。
生徒たちには、副読本にはない魅力ある北区を伝えようと思っている。

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八幡神社の北側を流れる石神井川に沿って下ったところには、
滝野川もみじ小学校があるが、同校でも滝野川ゴボウの栽培を
しているそうで、広野副校長に伺うと、滝野川紅葉中学から種を
頂いて6年生が栽培をしているという。

しかし、北区の農業や滝野川ゴボウの話を勉強する機会は
ないというので、6年生の担任の先生に聞いて頂けると
好意的な返事だった。

また、谷端小学校のPTA会長がお会いしたいと云われていると
藤井宮司から伺っている。


posted by 大竹道茂 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 滝野川のゴボウ、ニンジン
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