街興しの話を頂いた時に、地元・日本農林社の近藤宏会長に
情報としてお伝えしていた。
先日、日本農林社の大槻伸一取締役本部長に、
今度、北区立谷端小学校で、北区の農業の話をすることになったと、
これまで大槻取締役が、同校で滝野川ごぼうの栽培指導をされていた
と聞いたので、と率直に様子を伺った。
分からなかったという人が結構いる。
JR巣鴨駅に下車したら、中山道(白山通り)を渡り、とげぬき地蔵の
方に歩いてきた最初の信号、江戸六地蔵尊の石柱の脇にある。
巣鴨地蔵通商店街の大きな看板に目が行ってしまうと、
視界から外れてしまう。
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この説明板は、近藤会長にお骨折りを頂いて建てて頂いたもの。
行っていて、わが社にもパネルが張ってあるから見に来て下さいと、
大槻取締役に云われていたので行ってきた。
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大正大学では、地域の活性化を図るために
「中山道 種子屋街道さんぽ市」などを開催しているようだ。
江戸東京野菜についても紹介してあったが、心強い。
北豊島郡時代に栽培されていた農産物が描かれていた。
瀧野川村
大根、ごぼう、にんじん、しろうり、ネギ、米、麦、植木
王子村
大根、ごぼう、しろうり、ナス、菜っ葉、米、大麦、イチゴ
岩淵町
大根、ごぼう、かぼちゃ、サツマイモ、里芋、ミツバ、
米、麦、桑、お茶、藍、
北区には、武蔵野台地が伸びてきたが、荒川が、岩淵で隅田川となり
そこで洪水が何度となく起こった歴史がある。
長い歴史の中で荒川と墨田川の崖線ができ、崖線の下では水田が
広がり、崖の上では、滝野川ごぼうに、滝野川にんじん、
練馬大根なども栽培されていた。
大正大学の街興しを支援する形で「種子屋街道のあゆみ」として
地図で街道の発展の様子が張り出してあった。
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紹介されていた。
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日本農林社のあゆみ
日本農林社の前進は、嘉永5年に丸政・鈴木政五郎として創業したが、
滝野川ごぼうの栽培を始めた、鈴木源五の一家が興したと
先輩から聞かされていた。
谷端小学校から、そんなに遠くないが、大正大学は豊島区になる
ことから学区が異なり、生徒たちは知らないかもしれないので、
紹介しようと思っている。