2022年04月29日

この時期、江戸城 濠大根のサヤが旨いと、和食もフレンチでも使っていただいている。


久々に都立瑞穂農芸高校の横山修一教諭から電話を頂いた。

練馬の井之口喜實夫さんが栽培している、江戸辛味大根の写真をブログで見たようで、辛味大根を栽培したいので、
種の入手が出来ないかという。

江戸辛味大根は、浅草葱善が守ってきたもので、井之口さんに頼んで
毎年採種をしているが、田中庸浩社長は、採種は井之口さんに
決めているようで、瑞穂農芸で採種するには了解が得られないと思う。

辛味大根を栽培するなら、私が普及している江戸城 濠大根では
提供してもいいですヨ!。
ブログを見てみてください。と云って電話を切った。

数日後、学校の帰りに、取りに来られた。







1-1.JPG

袋に入っていた2年前の種だけどと云ってお渡しした。
発芽試験をしてもらって、

江戸辛味大根も、江戸城濠大根も、今が採種の時期で、
9月に蒔いて下さい、芽が出なければ今年採れた分を
差し上げると伝えた。

上の画像をタップする
実家でも、濠大根が花をつけている。







2-1江戸城.JPG

大泉の村田農園で渡邉和嘉さんが栽培している江戸城 濠大根、
出来たばかりのサヤは甘く、硬くなる前には辛くなり、これも旨い。

大泉「小料理石井」の石井公平シェフは、お吸い物に使っていると
と、インスタグラムに掲載していた。

「価値ある大根のサヤ」だとしているが「江戸城 濠大根」と、
明確に記してもらいたいものだ。

また、大泉のレストラン「プルスウルトラ」の久保智光シェフ
使ってくれているという。


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸城 濠大根
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