練馬の井之口喜實夫さんが栽培している、江戸辛味大根の写真をブログで見たようで、辛味大根を栽培したいので、
種の入手が出来ないかという。
江戸辛味大根は、浅草葱善が守ってきたもので、井之口さんに頼んで
毎年採種をしているが、田中庸浩社長は、採種は井之口さんに
決めているようで、瑞穂農芸で採種するには了解が得られないと思う。
辛味大根を栽培するなら、私が普及している江戸城 濠大根では
提供してもいいですヨ!。
ブログを見てみてください。と云って電話を切った。
数日後、学校の帰りに、取りに来られた。
発芽試験をしてもらって、
江戸辛味大根も、江戸城濠大根も、今が採種の時期で、
9月に蒔いて下さい、芽が出なければ今年採れた分を
差し上げると伝えた。
上の画像をタップする
実家でも、濠大根が花をつけている。
出来たばかりのサヤは甘く、硬くなる前には辛くなり、これも旨い。
大泉「小料理石井」の石井公平シェフは、お吸い物に使っていると
と、インスタグラムに掲載していた。
「価値ある大根のサヤ」だとしているが「江戸城 濠大根」と、
明確に記してもらいたいものだ。
また、大泉のレストラン「プルスウルトラ」の久保智光シェフも
使ってくれているという。