由緒ある滝野川ゴボウで、地域興しを行いたいという話を伺い、
江戸東京野菜を普及する立場から、持続可能な開発目標として、
地元の小中学校での授業は重要で、北区では稲付中学と、
谷端小学校で出前授業を実施している。
滝野川もみじ小学校と滝野川第二小学校、滝野川第三小学校にも
相談していて、日程調整を進めている。
そんなことから、谷端小学校での授業の後、
西ヶ原小学校へプレゼンに向かった。
西ヶ原小学校へは、谷端小学校からタネ屋街道の庚申塚駅に向かい
都電荒川線で二つ目、西ヶ原四丁目で下車して5分ほどだった。
お約束をしていた中村副校長が待っていて頂いたが、
校長室に案内され諸田哲校長にお会いした。
午前中に谷端小学校での出前授業や、滝野川もみじ小学校、
滝野川第二小学校の対応などをお伝えし、
出前授業の実施に向けての検討をお願いした。
同校は昭和5年に滝野川第八小学校として創立している。
戦後の昭和22年に学制改革により、北区立西ヶ原小学校と
名称を変更された。
西ヶ原には、日光御成街道の一里塚があり、江戸の頃から、
水田地帯で台地の上では「滝野川ゴボウ」を栽培していたことから、
現北区立西ヶ原保育園の近くには牛蒡坂もある。
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西ヶ原貝塚等もあり、周辺からは石器や土器が発見されている。
また、西ヶ原農事試験場があった所で、今は筑波に移転したが
「農業技術研究発祥之地」だったことを、生徒に伝えたい。
追録
谷端小の清水智子校長が、事前に諸田校長に電話をして
授業の様子を伝えて頂いたので、校長室に通されたようだ。
帰りがけに、同校は統合されていないと云うので、
それならあるかもと、校長室にある歴代校長の写真を見せて頂いた。
第四代校長として写真が掲げられていた。
大竹彰、親父です。
昭和27年谷端小教頭から転勤して校長に就任していた。
実家の写真は、葬儀の遺影だから年老いてからの写真で、
校長室に通されたことで、50歳代の頃の親父に会えた。
私が8歳の頃だった。
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第20代の諸田校長に同校の記念誌を見せていただいたが、
大竹校長時代として「ひと通り校舎が完成した時代・・・・」
とあった。
諸田校長ありがとうございました。