2022年05月20日

武蔵小金井駅北口を出た東側にマルチが敷かれ、幼稚園児が楽しみにしているサツマイモが育っている。


小金井市の農業委員松嶋あおいさん(江戸東京野菜コンシェルジュ協会理事)が、JRの武蔵小金井駅近くに、「わくわく都民農園小金井」が開設されたと云うので、先日案内してもらった。

農園は、武蔵小金井駅北口から小金井街道を50bほど行った
スポーツ店の角を曲がった辺りから畑が広がっていた。

この農地、かつては植木畑だったが、園主の勝盛さんが就農してから、
枝ぶりの良い植木を伐るなどして処分、
野菜畑がだんだん広がってきていた。

当ブログでも、2010年に勝盛さんの活躍を紹介している。





1-1.JPG

植木畑だった頃の、アメリカ石楠花(カルミヤ)が残っていて、
今が盛りと咲き競っていた。
それにしても、こんなに大きなカルミヤは珍しい。

上の画像をタップする
大久保園の門柱を入ったら、マルチが張られたサツマイモ畑が、
JRの高架橋に向かって広がっていた。

上の写真はドローンではない。
武蔵小金井駅を通過した上り電車の左側に見ることができる。
中央の木の奧に、わくわく都民農園小金井のレストランPlumと
右奥に農園が見える。

先代の勝征さんは大学の同期で、卒業後すぐに農業委員に就任して、
先代が残した駅前の1fの農地を、宅地並み課税の時代を守り抜き、
小金井市の農業の発展に貢献してきた。






2-1.JPG

勝征さんは4年前に、亡くなられたが、御存命の頃から
農業は勝盛さんが任されていたようで、

上の画像をタップする
勝盛さんに伺うと周辺の幼稚園の園児向けに芋堀などの
体験をさせていたが、希望する幼稚園や保育園などが多く、
現在は20園1000名の園児達が芋堀体験を楽しんでいるという。

松嶋さんの話では、栽培しているシルクスイートと安納芋、
シャドークイーンとの食べ比べイベントや、
地元のアイスやお菓子屋に卸しているようだ。

JA東京青壮年部や、地元の農業委員、観光協会などの要職を
務められていて、東京都、小金井市、と共に、地権者として
わくわく都民農園小金井」を開設していてる。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小金井市での取り組み
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