待ち合わせたが、駅近くの大久保園を紹介した。
すっかり広いサツマイモ畑に見入ってしまったが、それを背にして、
目的の「わくわく都民農園 小金井」の建物があった。
「わくわく都民農園 小金井」は、地権者の大久保勝盛さんと、東京都、小金井市、そして一般社団法人・小金井市観光まちおこし協会の
4者で組織されている。
東京都高齢者活用のセミナー農園整備事業として設置してあるもので、
農地が少ない東京において、都民の皆さんが利用できる都民農園を、
東京都が地権者と小金井市、小金井市観光まちおこし協会の
理解の元で小金井市に設置したもので、
農地のある都内各市町村に今後設置するためモデル的な農園だ。
上の画像をタップする
この建物には、小金井市観光まちおこし協会の事務室と、
ランチ・喫茶の「Plum」、に野菜の販売もしている
松嶋さんが予約を入れておいてくれた。
メニューは、ラタトゥイユ、小鉢、ミニデザートに
アイスコーヒーを注文した。
上の画像をタップする
小金井市の地場産野菜たっぷりの料理を頂いた。
鈴木茜さんで、季節を彩るカラフル野菜を愛情込めて
栽培しています。と自己紹介の張り紙があった。
小金井市では「こがねい庭先直売所マップ」を発行している。
この建物には、手ぶらで来て、農作業で汗をかいた身体を
シャワーで流す、シャワールームもある。
事務局の兼堀義信さんが案内してくれた。
上の画像をタップする。
農園の栽培は、小金井市観光まちおこし協会が指導していて、
写真に写っているのはシニア農園と呼び「体験農園」方式だから、
収穫量も農家並みで、整備された農園は美しいし。
シニア農園50区画は、利用者の6割は市民だが、4割は広く都民で
区部からも来ていて、遠く江戸川区民もいるという。
他に農園は、共菜園、こども農園、福祉農園、地域農園と
利用者によって分けられている。
利用者が自由に使える資材が置いてあり、その奥には・・・・
上の画像をタップする
セミナーを行うスペースがあり、年間22回の栽培講習会等が
市内農家やJA青壮年部員、小金井市によって行われていると云う。
私の名刺を見て、昭島市立つつじが丘小学校の教員をしていたという。
そして今は、毎週水曜日の放課後を活動日として、小中学生に、
野菜栽培から販売までの農業体験、環境教育の実践をしている。
江戸東京野菜の「小金井まくわ」の苗を見つけてきたと、
見せてくれた。
上の画像をタップする
こども農園に植える、小金井マクワの苗が数鉢カゴに入っていた。
地域農園などを紹介してくれた。
上の画像をタップする
福祉農園では、地元の障がい者就労継続支援事業所と農福連携の
枠組みで協力している。
白い花はたぶん「男爵」、紫の花はたぶん「メークイン」のようだ。
柵に沿って、ひまわりが定植されていた。
写真右下は、地元の地域活性化グループと協力して
運営している地域農園。
追録
JR中央線の高架をくぐって、JA東京むさし小金井支店の直売所
小金井ファーマーズ・マーケット(ムーちゃん広場)に寄ってみた。
小金井ファーマーズ・マーケットは、令和元年にオープンしたと
松嶋さんに教えて頂いいていたが、始めて伺った。
上の画像をタップする
森川典彦店長にお会いしたが、
店内には「江戸東京野菜」のポスターが下がっていた。