2022年05月22日

東京都が都内に広げようとするモデル都民農園「わくわく都民農園 小金井」を視察してきた。


先日、松嶋あおいさんが案内してくれると云うので、武蔵小金井駅で
待ち合わせたが、駅近くの大久保園を紹介した。

すっかり広いサツマイモ畑に見入ってしまったが、それを背にして、
目的の「わくわく都民農園 小金井」の建物があった。

わくわく都民農園 小金井」は、地権者の大久保勝盛さんと、東京都、小金井市、そして一般社団法人・小金井市観光まちおこし協会の
4者で組織されている。






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東京都産業労働局農林水産部農業振興課が担当部署で、
東京都高齢者活用のセミナー農園整備事業として設置してあるもので、

農地が少ない東京において、都民の皆さんが利用できる都民農園を、
東京都が地権者と小金井市、小金井市観光まちおこし協会の
理解の元で小金井市に設置したもので、

農地のある都内各市町村に今後設置するためモデル的な農園だ。

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この建物には、小金井市観光まちおこし協会の事務室と、
ランチ・喫茶の「Plum」、に野菜の販売もしている






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お昼を食べてから、案内してくれると云うので、
松嶋さんが予約を入れておいてくれた。

メニューは、ラタトゥイユ、小鉢、ミニデザートに
アイスコーヒーを注文した。

上の画像をタップする
小金井市の地場産野菜たっぷりの料理を頂いた。







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新鮮野菜は、2022年4月に、武蔵野市、小金井市で新規就農した
鈴木茜さんで
、季節を彩るカラフル野菜を愛情込めて
栽培しています。と自己紹介の張り紙があった。

小金井市では「こがねい庭先直売所マップ」を発行している。

この建物には、手ぶらで来て、農作業で汗をかいた身体を
シャワーで流す、シャワールームもある。






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食事の後、建物の横が農園の入り口で、
事務局の兼堀義信さんが案内してくれた。

上の画像をタップする。
農園の栽培は、小金井市観光まちおこし協会が指導していて、
写真に写っているのはシニア農園と呼び「体験農園」方式だから、
収穫量も農家並みで、整備された農園は美しいし。

シニア農園50区画は、利用者の6割は市民だが、4割は広く都民で
区部からも来ていて、遠く江戸川区民もいるという。

他に農園は、共菜園、こども農園、福祉農園、地域農園と
利用者によって分けられている。






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大きなビニールハウスが1棟。
利用者が自由に使える資材が置いてあり、その奥には・・・・

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セミナーを行うスペースがあり、年間22回の栽培講習会等が
市内農家やJA青壮年部員、小金井市によって行われていると云う。






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こども農園で作業をしていた渡邉裕樹さんと名刺交換。
私の名刺を見て、昭島市立つつじが丘小学校の教員をしていたという。

そして今は、毎週水曜日の放課後を活動日として、小中学生に、
野菜栽培から販売まで
の農業体験、環境教育の実践をしている。

江戸東京野菜の「小金井まくわ」の苗を見つけてきたと、
見せてくれた。

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こども農園に植える、小金井マクワの苗が数鉢カゴに入っていた。







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事務局の樋口瑠美さんが、こども農園、隣の福祉農園、
地域農園などを紹介してくれた。

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福祉農園では、地元の障がい者就労継続支援事業所と農福連携の
枠組みで協力している。

白い花はたぶん「男爵」、紫の花はたぶん「メークイン」のようだ。
柵に沿って、ひまわりが定植されていた。

写真右下は、地元の地域活性化グループと協力して
運営している地域農園。



追録

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JR中央線の高架をくぐって、JA東京むさし小金井支店の直売所
小金井ファーマーズ・マーケット(ムーちゃん広場)に寄ってみた。

小金井ファーマーズ・マーケットは、令和元年にオープンしたと
松嶋さんに教えて頂いいていたが、始めて伺った。

上の画像をタップする
森川典彦店長にお会いしたが、
店内には「江戸東京野菜」のポスターが下がっていた。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小金井市での取り組み
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