栽培していると、瀧野川八幡神社の藤川宮司から伺っていた。
八幡様には、復活栽培を始めたことで、情報が集まってきていて
滝二小の情報もPTAの会長さんなどから話を聞いていたようだ。
何度か小杉副校長に電話で様子を聞いていて、6年生が播種をしたと
云うので、発芽の様子が見たくて、同校に電話をすると、
蓮実和代校長が出られて「どうぞご覧になってください」
と云うので伺ったもの。
生徒達の調べ学習も進んでいるようなので、江戸東京野菜の
情報として、「江戸東京野菜暦」をクラス分持参した。
蓮実校長はご出張のようで、小杉副校長にご案内頂いた。
校庭脇のプールの裏に、各学年の菜園が並んでいた。
そこに、日本農林社の指導で造った新品の「ごぼう箱」があった。
根が長くなれば、底が無いから地中に延ばす。
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6年生の2組が、滝野川紅葉中学から頂いた種を5月の連休明けに
蒔いたようで、本葉が出始めていた。
昨年は、直接菜園に蒔いたようだが、土の中の固いものに当たって
二股になったりしたとかで、
今年は、日本農林社の協力で、培養土も提供頂いたという。
6年生は滝野川についても学んでいて、滝野川に沿って歩いたりして、
滝野川ゴボウが生産された地域の環境なども体験しているという。
追録
同センターは、1996年に開設されたことから、1997年(平成9年)に
JA東京中央会では、「江戸・東京の農業」説明板を
都内各地に建立したが、
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「滝野川ニンジンとゴボウ」は、日本農林社の近藤宏会長の
お骨折りで、同文化センターの壁面に設置することが出来た。
「千川上水調節池跡」があると、小杉副校長が教えてくれた。
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千川上水は、玉川上水から武蔵野市で分水して、
練馬区立野町の井口良男さんの屋敷周りを流れている。
上井草で暗渠となって、千川通りの起点となり、
西武池袋線の練馬駅前から江古田辺りまで、
用水は江古田駅と東長崎駅の間を曲がって、
東京メトロ有楽町線の千川駅の近くを通過し、東武東上線大山駅近く
を流れ板橋駅へ、そして谷端小の脇を流れて「千川上水調節池跡」に
繋がっていた。
暗渠となったことから、土砂が堆積して詰り、
景観以外用の無くなった用水は練馬区関町1丁目の辺りから
石神井川と善福寺川に分水して流していたが、
現在は善福寺池の下の池から流れ落ちる美濃山橋の下で、
善福寺川に流し込んでいる。