2022年06月15日

西武新宿線の千川上水橋梁下、千川上水跡の川底にドクダミの花がびっしりと咲いていた


滝野川ゴボウに関連して地域を散策する中で、滝野川第二小学校の近くに千川上水調節池跡(豊島区西巣鴨2丁目)があったことを紹介した。

千川上水は、玉川上水から武蔵野市で分水して、練馬区立野町の
井口良男さんの屋敷周りを流れている。






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その流れは、ここ関町1丁目で暗渠に流れ込んでいた。

上の画像をタップする
関町1丁目で、青梅街道を渡ったところが
千川通りの起点となっている。
しかし、千川通りに埋設されたコンクリート管には、
いたるところで土砂が堆積して詰り、
景観以外に用の無くなった上水は練馬区関町1丁目で暗渠になって

現在は善福寺池の下の池から流れ落ちる美濃山橋の下で、
善福寺川に流し込んでいる。






2-1-6.JPG

流れの無くなった暗渠は関町1丁目から、2`ほど行った
下流の早稲田大学ラクビー場の北隣で、

上の画像をタップする
暗渠が途切れ、素掘りの千川が現れるが流れる上水はない。
草で覆われた中を西武新宿線の橋梁を潜るが、素掘りの底には
日陰にも強いドクダミが繁茂し、白い花が咲き競っていた。

コンクリート管が見えるが、かつて千川上水はそこから
西武池袋線の練馬駅前から江古田駅を過ぎ・・・、

江古田駅と東長崎駅の間を曲がって、東京メトロ有楽町線の
千川駅の近くを通過し、東武東上線大山駅近くを流れ
JRの板橋駅へ、そして谷端小学校の脇を流れて
「千川上水調節池」に流れ込んでいた。

そして、柳沢吉安の下屋敷・六義園へと・・・・
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境
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