2022年06月28日

足立区立西伊興小学校の「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」に、足立区農業委員会に依頼されて出掛けた。


足立区農業委員会が足立区教育委員会の協力を得て、区内の小学校
6校で「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」を実施しているが、
今年度はすでに、千寿双葉小と、保木間小、更に栗原北小学校で
種の伝達式が行われ、引き続き種が蒔かれ、栽培がはじまっている。

先週、西伊興小学校では、5年生が午後からの暑い中で、先輩の
6年生から受け取った千住ネギの種を、用意されたプランターに、
農業委員の指導で蒔いた。




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開会にあたって戸田道寿副校長から
「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」の主旨の説明があった、

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昨年、5年生の時に、千住ネギの栽培を行った6年生が
「種」をもって、体育館の壁側に待機していた。

タネの伝達式では、6年生が栽培での苦労話やら、西伊興小学校の
伝統として、千住ネギを栽培して、来年、5年生に渡せるように
頑張ってほしいと期待を述べて手渡した。






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「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」の最も重要なセレモニーが、
先輩たちが、種の命を伝えようと、
今私も見ていましたが、皆さんに伝わりました。

これから皆さんは、千住ネギを栽培して、来年は、後輩の5年生に
伝えられるように栽培してほしいと伝えてから、
「千住ネギの話」を行った。

足立区の昔の農業から入った。
1950年代まで足立は水田主体の農業で、同校の用地も水田だった。
今回は、荒堀安行会長は来られなかったが、
鈴木博利委員と馬場博文委員か見えていたので
お二人の農業について、パワーポイントで紹介した。






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千住ネギの播種については、鈴木委員と馬場委員が、
生徒の前で説明を行い、

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6年生から頂いた種袋は折紙で作られていて銘々に分けらていた
千住ネギの種は、黒くて小さいから、集中していないと、
どこに蒔いたかわからなくなってしまう。






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種蒔きを終わって感じたことを、担任の先生が生徒に聞くと、
何人かが手をあげた。

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先輩から頂いた千住ネギの種を、一生懸命に栽培して
来年の5年生に種を伝えます。と、全員の前で発言した。
さすが5年生で、この授業の主旨を理解していた。


追録
播種は終わったが、散水を行う時間はなかった。
一か所に集められたプランターに散水するのは、先生方が
やるようだったので、散水の仕方をアドバイスした。

ボタボタと水を落とすと、播種された種は、浮き上がり
散らばってしまうからと・・・。
初めての先生方には、こんなことも話しておく必要があった。
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