シーボニアメンズクラブに伺ったことは報告したが、歌舞伎座には
地下鉄を利用するには、乗り換えだけで面倒だからと、
走ってきたタクシーを止めた。
それでも、開会には時間かあったので、歌舞伎座内の
喫茶店で過ごした。
前回は三遊亭兼好師匠の「千両みかん」だったが、今回第83回
「江戸落語を食べる会」は、隅田川馬石師匠の「唐茄子屋政談」だ。
会場の歌舞伎座の3階花篭には、浦和の森川洋一さんも来られ、
伝統野菜プロジェクトからは、草間壽子代表、脇ひでみさんが
参加された。
前座の、桃月庵あられ「真田小僧」
隅田川馬石師匠は
一、「浮世床」
中入り
二、「唐茄子屋政談」
六代目 三遊亭 圓生の話しによると、政談が生まれたのは
大正の末頃、四代目柳家小さんが小三治の頃、明治38年に
創設された落語研究会で出したという。
当時、「唐茄子屋」と「火事息子」は初代円右の独壇場で、
噺は面白いから誰もやる者はなかった。
大阪の噺で「南瓜屋」という噺があるが、それを直して、
円右の唐茄子屋と区別するためにつけた名前が
「唐茄子屋政談」だったと云う、しかし、政談などと
云っても、奉行所のお白州の噺は聞いたことはないという。
良かったが、今花が咲いている最中だから、寺島ナスになった。
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寺島ナスは、立川の清水丈雄さんが栽培したもの。
中入りの休憩で、会場でスタッフがポスターをもって案内した。
入り口で販売をしたが、いつも江戸東京野菜を買っていただく
奥様方が並んでいただいた。
右上、だし巻き玉子 蒲鉾 鶏松風 姫さざえ 茗荷寿司
中上、里芋 合鴨の葛たたき ヤングコーン 麩 小結白滝
寺島茄子煮
右下、米なす田楽 利休味噌 海老 楓ピーマン ウニ木の芽
中下、海老真丈磯部揚げ しし唐 酢橘
左上、南瓜ご飯
左下、和牛ステーキ ペニ玉 ミニアスパラ かぼす 水饅頭
お茶とスイーツは横濱煉瓦ショコラ
江戸東京野野菜「寺島茄子」
現在の東向島辺りは、かつて「寺島」と呼ばれ、早生なすの産地ヒして
知られていました。寺島茄子は「蔓紬千成」の種から
平成二十一年に地元の小学校で茄子の栽培は復活した。