“こころときもちが元気になる!”「ミクニレッスン」2022年度、
第4回授業は、テーマ「野菜はおいしい・東京野菜を知ろう!」は、
松木直也社長(豆豆社)のプロデュースで、7月4日(月)開催された。
このミクニレツスン、フレンチの三國清三シェフの食育に対する
考え方に賛同した、当時の校長重永睦夫先生の意向によって、
2011年に始まって今年で12年になる。
その間、東京の農業として、都市農業、中山間農業、洋上1千`の
伊豆諸島から小笠原諸島までの、亜熱帯農業に至るまで、
何でも栽培されている東京農業のはなしと、江戸東京野菜を栽培し、
三國シェフの指導による調理実習に繋げるお手伝いをしてきた。
授業はクラスごとに行われた。
3校時(10:40〜11:30)桐組
4校時(11:35〜12:25)桜組
リモートで行われ、松木社長が動画を撮影して行ったので、
生徒の前では話すことはなく、2年ぶりの授業だった。
生徒達は毎月実施されるミクニレツスンを楽しみにしていて、
第4回は「東京の野菜」のパワーポイントを用意して行った。
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今年栽培する野菜は、
スイスチャード、レッド・ロメインレタス、水菜、東京べかな
(東京の伝統野菜)に、金町コカブ(江戸東京野菜)とラディシュ
(二十日大根)の6種類を栽培すると、紹介した。
スイスチャード、レッド・ロメインレタス、水菜、東京べかなは、
NASAが2017年に国際宇宙ステーション(ISS)で栽培していた野菜で、
同校では東京べかなを、2020から栽培しているが、それ以外は、
前から同校で栽培していた。
2011年に三國シェフから講師を依頼された時に、江戸東京野菜の
復活栽培として、品川カブや、青茎三河島菜に取り組んでいた
ことから、ミクニレツスンに誘って一緒に12年間手伝ってきた。
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宮寺さんはこの時期、自分で栽培している野菜を持ってきていた。
枝豆が生っているところは見たことが無かったようで
根についた根粒菌についても説明したが、知っている子もいた
今回も、由井和也さんがスタッフとして手伝ってくれていたが、
都立園芸高校で横山修一先生の教え子の由井さんは
2014年に誘ってスタッフに加わっている。
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由井さんと、都立園芸高校の同級生で、現在小平の岸野農園で、
新規就農者として頑張っている大原賢士さんが栽培したものを、
宮寺さんが車で運んできた。
写真右側のトウモロコシ、枝豆、玉ねぎは、大原さんが栽培した。
写真左と中央のトマト各種に、なす、隠元まめ、玉ねぎ、
枝豆、ズッキーニは、宮寺さんが栽培したもの
充実した授業となった。
試食では、市販のキュウリと、馬込半白キュウリの食べ比べ
トマトの各種食べ比べなど行ったが、ミクニレッスンでは
嫌いなものは、無理に食べろとは言わないルールだ。
枝豆は大好きな野菜の一つだと答えて美味しそうに食べていた。
資料用に先生が写真を撮っていた。
同校の図書室には、絵本塾出版の「まるごと野菜」が
揃っていたので、自己紹介に使った。
上の画像をタツプする
大竹並びに宮寺さんは(一財)都市農地活用支援センター
からドバイサーとして参加した。
江戸東京・伝統野菜研究会のメンバー由井和也さんが、
「NPO法人 未来の担い手支援機構」の
副理事長に就任したと名刺をくれた。
何でも内閣府がらみの組織で、いずれ世話になるかもしれない。