東京女子学院高等学校のフードカルチャー(FC)コースの、
畑が気になっていた。
今年で最後になる都市大学付属小学校のミクニレッスンが
お昼で終わったことから、特に連絡もせずに農園に寄ってみた。
FCコースの2年生を対象に手伝っているが、6月末には
三國シェフに授業に立ち会ってもらったことは報告した。
江戸東京野菜などの栽培授業は、農園が学校から近いとは云え、
校外にあるために、生徒は常時見に行くわけにいかない。
FCコースの授業は週に一度の月曜日、6月から7月初めに
連日の暑さもあって心配していた。
収穫をしている所だった。
トマトにキュウリ、寺島ナスが収穫できたと生徒たちは
Vサインで見せてくれた。
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接いだ寺島ナスより大きくなっているものもあったので、
生徒に説明して元から切らせた。
上の画像をタップする。
草ぼうぼうの中で収穫していたが、収穫が終わったところで、
除草作業に移った。
ナス、トマト、キュウリなどの果菜類は、無農薬だから
その場でもいで食べることは、楽しい思い出になる。
しかし、全員で食べるには、なっているのが少ない。
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栽培に除草作業は基本で、病害虫の発生はもとより、
雑草に養分を取られて収穫量は減少。
もっとなっていてもいいはずだ。
生徒たちは、トリバムピガーの葉を、云われるまでは気が付かない
ようだったが、どの株もきれいに除去された。
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宅地として放置してあったときは、それほどでもなかったが、
圃場として耕したことから今まで以上に雑草が繁茂していた。
写真左上下は、タケニグサで宅地だった時に大きな株が隅にあった。
農園中に種を飛ばしていて、何本も抜いたが橙色の長い直根が特徴。
写真中上、エノコログサ、一名猫じゃらしだが、
農園では一番繁茂している。
写真右上、ヨウシュヤマゴボウは、タケニグサと同じで大きく育つ、
ブドウ状の実を付け、根や葉には毒をもっている。
写真右下、シロザ。アカザはよく見かけるがここはシロザで
エノコグサノの中に、大きく伸びていていた。
先日紹介した防災植物を探してみたが、ヨモギぐらいだった。