2022年07月08日

高田馬場シニア活動館で栽培している新宿の伝統野菜の状況を見てきた。


今年の3月、高田馬場シニア活動館の古平篤さんに依頼されて
「新宿野菜サロン」の勉強会で、江戸東京野菜の
をさせてもらった。

特に、新宿の伝統野菜についてのリクエストがあったことから、
早稲田ミョウガに、鳴子ウリ、内藤カボチャに内藤トウガラシの
話を詳細に申し上げたことから、「新宿野菜サロン」では、
栽培もしたいということで、生産者を紹介した。

鳴子ウリは、府中市の石川孝治さん、内藤カボチャは練馬の
渡邊和嘉さんを紹介したので、畑に行って苗を購入してきたようだ。

早稲田ミョウガは生産者を限定しているから無理で、
内藤トウガラシは、サロンのメンバーがプロジェクトの苗を
購入してきたという。





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会館に入ったところのボードに、
新宿野菜サロンのニュースが貼ってあった。

上の画像をタップする。
6月の収穫作業の写真は、江戸東京野菜はまだで、
西側の圃場で栽培している、市販の交配種だった。






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鳴子ウリを見せてもらった。

上の画像をタップする
鳴子ウリは孫蔓に実を着けることを、石川さんから教えてもらい、
親蔓を切って子蔓をのばし、さらに切って孫蔓をのばしていたから、
たくさん実をつけていた。

原産地の美濃では、8月の上旬が収穫期だが、この様子なら、
その前に芳香し始めるだろう。






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内藤カボチャも実を着けていたが、地這いで栽培させずに、
栽培面積が狭いことから、支柱を立てていた。

上の画像をタップする
屋上だから風が強く、こすれた傷がついていた。






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内藤トウガラシも植えてあったが、沢山実をつけていた。

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すでに赤くなっているのもあった。

古平さんは熱心で、アドバイスをしたことは必ずメモをしていた。
だから江戸東京野菜はどれも成績優秀で、良くできていた。







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北側の圃場にトマトが沢山なっていて、
中玉とミニトマトが収穫を待っていた。

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西側の圃場には、ナス、ニガウリ、オクラ、キュウリが実っていた。
6月の収穫では、ナスにキュウリの収穫がされていたようだが、
メンバーの皆さんも月に2度だが収穫を楽しまれているようだ。

今度来るときは、鳴子ウリや内藤カボチャの食べ方などについても
お話する予定だ。

追録
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シニア活動館から、JR高田馬場駅への帰り道、

上の画像をタップする
焼き鳥の大きな提灯の店の前に、発砲スチロールの箱に
芽生えた双葉がきれいに並んでいた。
店の人に小松菜ですか!、と聞いたらラデイシュです、と教えてくれた。
店の料理に使うようだ。

posted by 大竹道茂 at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境
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