2022年07月11日

昭島市立光華小学校の眞砂野校長にお会いして、拝島ネギの栽培をお願いしてきた。


昭島の伝統野菜・拝島ネギの普及に尽力を頂いている松屋有紀子先生、
(昭島市学校給食共同調理場・市立東小学校栄養教諭)から
電話をいただいた。

昭島市昭和町の光華小学校の眞砂野裕校長が、拝島ネギの栽培に
興味を示され、江戸東京野菜の話も聞きたいとの報告をうけた。

すぐにでも伺いたいと松屋先生に日程調整をお願いして先日伺った。





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眞砂野校長、学校給食課自校給食担当望月弓子係長(中)、松屋栄養教諭

現在、江戸東京野菜の出前授業は、10数年来取り組んでいるが、
昨年からの継続の中では、
江東区立の小4校、足立区立小6校、荒川区立小1校、新宿区立小1校
北区立小3校中1校、練馬区立小1校、私立高1校
世田谷区私立小1校、昭島市立小1校の20校で行っている。

特に江戸東京野菜の栽培を行っている授業では、
「命をつなぐ栽培授業」として実施していることも説明した。

江戸東京野菜は現在50品目で、更に増えようとしている。
東京都においても、教育委員会をはじめ、経済局から
支援を頂いている事を紹介した。

上の画像をタップする
校門を入ったところに菜園があった。桜の大木に囲まれていて、
秋口から栽培を始めるのか綺麗にしていた。






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眞砂野校長は同校の副校長から今年校長に昇進され、
拝島ネギについては校長になって詳しく知ったし、
江戸東京野菜についてもよく知らなかったと語っておられた。

松屋さんが担当する調理場では同校を含め市内8校に拝島ネギの給食を
供給していることや、隣の中神小学校でも拝島ネギの栽培をしている
ことから、同校でも地元の伝統野菜・拝島ネギの栽培を4年生に、
5年生には江戸東京野菜の栽培から調理などもさせたいとも。

また、地元の生産者との交流として、栽培指導も受けたいとも、
語っておられた。

上の画像をタップする
菜園の一角に、拝島ネギの苗がプランターに植わった状態で
6個置いてあった。
隣の中神小学校で定植して余った拝島ネギをいただいたものとか、

これを、4年生が栽培することになる。
拝島ネギの栽培は、定植後、数回の土寄せ作業を行って収穫、
一部はネギ坊主から種を採種して、来年の4年生に伝達する作業が
次から次に残っている。
校長先生は「命をつなぐ栽培授業」について、ご理解を頂いた。

月曜日に、4年生と5年生の担任に考えを伝えてからだが、
協力を求められた。


追録
学校給食課では、2月に食のシンポジウムを計画しているようで、
望月係長が同校の発表をお願いしていたが、私は基調講演を依頼
されので、喜んでお受けした。
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