2022年07月13日

昭島市立光華小学校の「命をつなぐ拝島ネギの栽培授業」が、地元の生産農家木野さんの指導で始まった。


昭島市の栄養教諭松屋有紀子先生に骨折りを頂いて、先日、昭島市立
光華小学校の眞砂野裕校長にお会いでき、昭島市の伝統野菜、
拝島ネギの栽培授業についてのお考えを伺うことができた。

お隣の中神小学校は、通学地域に拝島ネギ保存会の初代会長の
鈴木勇作さんがお住まいでもあり、後継者の寿昭さんに
栽培指導をお願いしている。

光華小学校では、昨年の食育授業で松屋栄養教諭が、拝島ネギの
話をしているようだが、栽培の具体的なところは、通学区域の
上川原3丁目で拝島ネギの栽培をしている、保存会会長の
木野秀俊さんの後継者・木野光太郎さん(同校のOB)と、
オンラインで畑と結んで、生徒たちに話をして頂いたという。




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栽培授業は何時実施するのか、伺っていなかったので、出先から
眞砂野校長に電話でお聞きすると、
本日(11日)、午後から定植を行うと云う。

電話をした11日の10時頃は、瀧野川八幡神社にいたので、
間に合うかわからなかったが、伺うつもりでいた。


一度自宅に戻り、自転車で学校に向かったが15時頃に着いた。
丁度、木野さんの指導で、1組が定植作業をしているところだった。

上の画像をタップする。
プランターの苗を、木野さんに教えてもらった通り、引き抜いて、
一人数本、菜園に定植していた。
木野さんが、作ってくれた畝の谷間に立てかけるように置いていき、
銘々が根の部分に土をかけて、手で強く押した。







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プランターから抜き採った拝島ネギの苗は、
きれいに定植することができた。

上の画像をタップする
次に肥料で、発酵鶏糞ペレットが用意されていたが、生徒たちは、
臭いと云いながら、素手でつかんで、一握りを銘々が、
土をかけた根のあたりにまいた。

そして、稲わらで根を覆うように銘々が掛けた。






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一通り定植作業が終わったところで、木野さんは生徒たちの
質問を受けていた。

上の画像をタップする
根に少し土をかけましたが、これていいのですか?、
肥料は臭かったが何ですか?
藁をかけたのは、なぜですか?
水はかけないんでか?

等の栽培上の質問がでたが、木野さんはわかりやすく説明していた。







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1組、2組、共に定植が終わったが、

上の画像をタップする
授業が終わり。生徒たちが帰った後、木野さんは畝をチェッしていた。

明日は、雨が降るという予報なので、水はやらなかったという。

追伸
木野さんが栽培している拝島ネギの様子を伺った。
機械で畑に直接播種したと思っていたが、苗づくりをしたので、
これから手植えをすると伺った。

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