滝野川の特産野菜、滝野川ゴボウと滝野川ニンジンの栽培をしているが
滝野川地区では、種屋街道(中山道)の種子屋が中心となり、
特産のゴボウとニンジンを全国に普及しようと大正5年(1916)には、
「東京種子同業組合」を設立し、価格協定と優良原種の生産・供給等
の協議を八幡神社の社務所において行っていたことから、
藤井宮司の発案を、我々江戸東京・伝統野菜研究会が
栽培のお手伝いを行っている。

する予定でいたが、氏子青年会の皆さんが集まる
茅の輪作りが行われたときに播種された。
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8か所に数粒ずつ播種したようだが、発芽率は50%ぐらいの
ようだった。
暑さに向かうリスクもあり、とりあえず半分の播種にとどめて
いただいていたが、藤井宮司ご夫妻の管理も良いことから、
順調に生育しているので、11日に2度目の播種を行ったもの。
当日は地元北区の松本一夫さん(江戸ソバリエ協会理事)も
来てくれた。
滝野川ニンジンの本葉が出ている後ろに、8か所印を付けて
そこに3粒ほど播種して土をかけた。
最後にたっぷりの水をかけて、定着をさせた。
収穫した中から採種するニンジンを選び、それを再び
植え込むこととした。
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本葉か出てきた苗は、もう寒冷紗はいらないだろうと、
播種した半分にだけ寒冷紗をかけた。
八幡様の近くにある「東京国際フランス学園」の子ども達が、
何日か前に皆で見に来たという。
同学園には、にんじんとごぼうのキャラクターの名前募集のチラシを
配っていると伺っているが、それとは別にみんなでベニヤの
ボードに絵を書いて持ってきてくれたという。
ボードには、ニンジンとゴボウの絵と共に、フランス語で
「東京国際フランス学園」の「野菜園」とも。
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断熱材が光っているので、アブラムシが寄らない効果があるようだ。
滝野川ゴボウのコーナーは葉も大きく生育しているし、子ども達の
絵も加わって、参詣者を引き付けるコーナーになった。
瀧野川八幡神社の氏子青年会のメンバーのうち7〜8軒が塩ビ管
による栽培をしているとお聞きしているが、神社に一番近いお宅の
滝野川ゴボウを見せていただいたが、草花と共に
大きな葉を茂らせていた。
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