「はじめての江戸東京野菜講座」と「ベテラン農家は語る」
が、7月16日(土)、JA東京南新宿ビル3階で開催された。
協会のイベントは、新型コロナの感染拡大の中で、中止に
なっていたが、7月の2週に入ってからは、感染拡大が第7期に
入る勢いを見せていたことから、心配した。
「はじめての江戸東京野菜講座」は、初めての方は学生割引が
あるほか、コンシェルジュの資格を持った方には、
フォローアップ割引も用意しているから、内容も最近の
取り組みなども紹介した。
生産者から、流通をされている方、飲食関係の方、地元の
まち興しに関わっている方などがいらっしゃることから、
講座の内容も、江戸東京野菜とは、から始まって、作物の文化、
まち興しに取り組む事例や、食育の授業などの
実施事例を紹介した。
フォローアップの方も参加されていたので、最近の
取り組みについても紹介した。
SDGsとの関係を紹介しながら進めた。
SDGsの「NO2飢餓をゼロに」の事例として、「のらぼう菜」を
紹介、のらぼう菜の普及によって天明の大飢饉
(1782年 〜1788年)及び天保の大飢饉(1833年 〜1839年)
の際、人々を飢餓から救ったと伝わっている。
渡邉和嘉さんが試食用に寺島ナスと鳴子ウリを持参した
ことから、寺島ナスと鳴子ウリの歴史文化を紹介した。
鳴子ウリについては、高田馬場シニア活動館でも
栽培していることも紹介。
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滝野川ゴボウにいては、今年の3月に瀧野川八幡神社の
創建820年を祝って栽培が始まり、最近では滝野川ニンジン
の栽培も始まっている。

幕府が摂津の農民を砂村に入植させたことから始まる。
持ち込んだのは葉ネギで、葉ネギから根深ネギの技術が生まれ、
江戸の古い市場、千住市場に出荷された。
その後、千住市場の周辺でも栽培されるようになり、ネギが
集まる市場としても発展した。
千住ネギは、水戸街道を通って、矢切ネギなどの産地を作って、
水戸に渡って産地となった。
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昭和の初めに、水戸から持ってきたのが拝島ネギだ。
現在、昭島市立の小学校で、拝島ネギの栽培が始まった。
砂村一本ネギ、千住一本ネギともに、分結性のネギも出る。
拝島ネギも生産者に聞くと一本ネギも出るという。
元々関西から来た葉ネギは、分結性のネギだったから、
その後の採種の仕方で、一本ネギと呼ぶか呼ばないかの
ネギが生まれている。
ニュースになった。
深大寺そばを販売している、深大寺門前の浅田さんは、
大沢のワサビを深大寺そばで食べさせたいという。
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「わさびミット2022」が7月23日に三鷹で開催されることを紹介した。
2時間弱担当したが゜、この後、「試食会」に
「ベテラン農家は語る」になる。