2022年07月27日

昭島市立光華小学校の4年生が、「江戸東京野菜と拝島ネギ」を学ぶ。


昭島市立光華小学校の眞砂野裕校長が、拝島ネギの栽培授業の実施に
前向きなお考えを持っていると、昭島市の松屋有紀子栄養教諭から
伺っていたのでお会いした。

拝島ネギの授業は早速、地元生産者にお願いして
4年生が定植作業を実施した。





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拝島ネギの座学を実施するにあたり担任の先生には、
生徒達がメモが取れるようにお願いしていたので、
興味のある話に生徒達は盛んにメモを取っていた。

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授業では「江戸東京野菜と拝島ネギ」のテーマで行った。

SDGsについて、「知ってるー」と云うので、
〜地球を大切に、人々に優しく〜
伝統野菜との関連について、説明を行った、







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江戸のネギは、関西から持ち込まれた。
関西の農民を幕府は、砂村の埋め立て地に定住させた。
関西から持ち込まれた葉ネギが、根深になる物語を紹介。






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先に行われた定植の授業は当ブログで紹介したが、
地元の生産者木野幸太郎さんで、同校のOB。

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定植した苗は、中神小学校で播種した苗が、余ったと云うので、
分けてもらったものだが、木野さんの指導で定植が行われた。





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拝島ネギの授業は「命をつなぐ拝島ネギの栽培授業」として
モニターには足立区立の6校で実施している映像
「種の伝達式」の模様を映した。

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今回は、時期的に播種をするには暑すぎたことから、
2月に中神小学校で実施した拝島ネギの播種で伸びた苗を頂いた。

中神小学校では、機械用にコーティングした「コート種子」を
播種したが、光華小学校の生徒達は、種子を見ていないので、
両方の種子を生徒達に回して見せた。

生徒達に質問をすると、大勢手があがり、授業に集中していた。


最後に、今後のスケジュールとして、
今後数回の土寄せ作業が行われる。
また、給食では地元の農家が栽培する、拝島ネギを
給食に調理される。

生徒達が栽培しているネギは、12月以降に収穫され、
一部は採種用に残し、来年の4月頃から伸びるネギ坊主から、
種採りを行い、来年の4年生に種を渡すことが、
最後の目的でもあることも伝えた。

追伸
眞砂野校長の意向で5年生にも江戸東京野菜を栽培させたい
とのことで、9月8日に、金町コカブと品川カブを提案
歴史文化と、栽培の授業を行う予定だ。


追録
「命をつなぐ拝島ネギの栽培授業」は、
「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業として派遣された。

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