2022年07月30日

畑の生け垣に咲いていたアザミの花を見ていたら、同じ仲間の花を思い出した。


自宅近くの、畑の生け垣にあざみの花が咲いていた。
蕾が沢山ついていて、

花を見ていたら、改めて最近紹介した、滝野川ゴボウの花に
似ているので、写真を撮った。





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キク科アザミ属、アザミ
学名 Cirsium japonicum
花の色 紫、色、ピンク

撮影していた時に、ちょっと葉に触れたら、棘に触れて痛い。
葉といわず、茎といわずやたらとチクっと痛い。

上の画像をタップする
咲き終わった花の横で、羽毛を付けた種が飛んでいた。


滝野川ゴボウは、キク科ゴボウ属の多年草で、花はよく似ているが、
棘もなければ葉の形も違う。
アザミの新葉は、てんぷらやお浸しすると美味しい。






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キク科、ゴボウ属ゴボウ
和名:ゴボウ
学名:Arctium lappa
分類:被子植物門>双子葉植物綱>キク亜綱>キク目>キク科
双子葉・合弁花・草本

ゴボウの花は、咲き始めたときに、滝野川もみじ小学校で
出前授業を行った。

上の画像をタップする
その後、咲き続ける滝野川ゴボウを取材している。







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檜原村の伝統野菜・おいねのつる芋や、白岩ウリの栽培に
取り組んでいる鈴木留次郎さんが、林道脇に生えていた、
ねんねんぼう(檜原での名)を見つけた。

キク亜科、ヤマボクチ属
和名:オヤマボクチ
学名:Synurus pungens
分類:被子植物門>双子葉植物綱>キク亜綱>キク目>キク科

上の画像をタップする
鈴木留次郎さんが見つけた ”ねんねんぼう”  の蕾(右上)、
花が咲き終わると、綿毛を付けた種は飛んで行く。

鈴木さんは、畑に種を蒔いた。

先日「ベテラン農家は語る」で、ねんねんぼうについても
語ってもらった。






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「食材としての江戸東京野菜」の試食会に来ていた渡邉和嘉さんが
村田農園で栽培しているアーティチョーク(チョウセンアザミ)の
写真を見せてくれた。

ヨーロッパ野菜がメインの村田農園では、
フランス料理店からの注文で栽培している。

上の画像をタップする
昨年、収穫が終わったアーティチョークの写真を撮っている。

キク科のチョウセンアザミ属チョウセンアザミ
分類:被子植物門>双子葉植物綱>キク亜綱>キク目>キク科綱
華が咲く前の、蕾の状態を茹でて、食べる時は一枚々のガクの部分を
歯でしごいて食べる。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 滝野川のゴボウ、ニンジン
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