真桑ウリの栽培を初めた歴史があるが、今復活を果たした真桑ウリを、
府中では府中御用ウリ、新宿では鳴子ウリと呼んでいる。
産地の美濃でも8月上旬が収穫期になっているので、今月初めに、
府中市西府で栽培している石川孝治さんの真桑ウリ畑を見に
行っているが、例年は葉は枯れ始めていて、ヘタ落ちして黄色く
色づいた真桑ウリが、ゴロゴロしているはずが、
葉が青々していたのには驚いた。
石川さんは、昔と同じように露地でトンネルなど使わないことから、
遅霜の心配のない5月20日以後に試験的に定植を行ったという。
これで、8月末に収穫できることが分かった。と語っていた。
ありますよと云うので、分けてもらいに伺った。
国立駅から府中駅行のバスで、西府町2丁目で下車して、
石川さんのハウスに向かった。
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5つと、お願いしていたが、石川さんはヘタ落ちしたウリが
あったからと、用意をしてくれていたので11個、分けてもらった。
メロンと同じ、あの甘い香りを放っていた。
府中市の伝統野菜「府中御用ウリ」の栽培を視察したという。
市立中学は11校あるが、13人の先生方が訪れたという。
視察の後、会場を府中第三中学に移して、石川さんが
府中御用ウリについて講演し、マクワウリを食べていただいた他、
石川さんのハーブでバジルペーストを作り、
スパゲティーに絡めて食べていただいたという。
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府中第三中学では、屋上菜園を見せてくれたそうで、
来年は府中御用ウリを栽培したい意向だったという。
追録
鎮座している。
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熊野神社本殿及び拝殿ともに、江戸時代中期から幕末における
神社建築の造形を表している。
石碑の裏に、松本成美宮司とあるが、実は先代の松本太一宮司には、
若い時に公私ともにお世話になった。現宮司も良く存じ上げている。
しかし兼務神社だから、恒例祭以外松本宮司はいらっしゃらない。
氏子の役員には、石川さんの伯父さん等が名を連ねていた。
雑草が生い茂る小山があって古墳だと聞いていた。
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整備されたのを初めて見たのは、
石川さんのハーブハウスを訪ねた2013年だった。
境内には国史跡武蔵府中熊野神社古墳展示館が建てられていた。
調べてみると、1994年、地中レーダー探査で古墳が確認された。
2003年に史跡として府中市による古墳の周辺整備が始まり、
2005年7月14日に国の史跡に指定されている。
史跡武蔵府神社古墳
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史跡武蔵府神社古墳の概要、
古墳の保存と整備
貴重な出土品
古墳に使われている技術