2022年09月03日

深大寺在来そばの播種を、先日、10月にオープン予定の調布市農業公園でも行った。


8月21日、ご無沙汰している深大寺一味会の林田堯瞬事務局長
(天台宗祇園寺住職)からメールをいただいた。

8月28日(日)一味会の会員農家の富澤さんの畑(深大寺南町4丁目)で、
9時半から深大寺在来の播種を行うとの連絡を受けたもの。

当日は、調布市の農業公園として今秋オープンする南町2丁目の畑の
2ヵ所で実施すると伺っていた。

しかし、28日は出かける間際になって連絡をいただき、朝方から
雨が降り出してたから中止し、31日(水)に実施するとの連絡を受けた。





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遅れて会場の圃場に伺ったら、半分ほど種まきは
終わっていて、休憩をとっているところだった。

張堂興昭住職と林田事務局長にご挨拶を申し上げた。

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深大寺一味会では播種に先立って、数日前に除草作業を行っている。
今年、会員農家から自動式の草刈り機を頂いたとかで、除草した後、
トラクターで草も一緒にすき込んだようで、圃場は綺麗だ。





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初めに化成肥料8-8-8を蒔いて踏み固め、次に深大寺在来種を
蒔いて踏み込む一連の作業を行っていた。
この日は、平日のため、一味会の市民会員は欠席で、
張堂住職と僧侶の皆さん7名で作業をされていた。

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中央高速道路の池の谷橋を渡って2丁目の圃場へ、






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南町2丁目の圃場は、2020年まで深大寺在来を栽培していたが、
この圃場、2020年から市では農業公園として整備に
取り掛かったことから、昨年は一味会としては、そばの播種は
行わなかったが、今年は調布市伝統の深大寺在来を蒔くことは、
市も了解している。

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園内には遊歩道も出来、手前は樹木が植わっているなど、面積は小さく
なったが、すでに除草とトラクターによるすき込みも行われていた。






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林田事務局長が白線を引いて、圃場を二つに分けてから、
化成肥料をまき、踏み込んでから深大寺在来種を播種した。

農業公園のオープンの日程は決まってないようだが、
10月オープンとは聞いていて、丁度、そばの白い花が一面咲く頃だ。

この農業公園の管理は、都市農地支援センターが市から委託されて
行っていて、橋本千代司主任研究員が見回りに来ている。





追録

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深大寺一味会の浅田修平副会長にお会いしようと、深大寺まで来ると、
苔むした山門の茅葺が葺き替え工事をしているところだった。

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林田事務局長にメールで聞くと15年振りとのこと、意外だった。
苔むした山門を見ているから、50年は経っているものと思っていた。

この日も、深沙大王堂の裏からはコンコンと湧水が湧き出ていた。






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山門脇の、滝も湧水を集めていた。

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「そばごちそう門前」の主人・浅田さん(一味会副会長)から、
農業公園のそば収穫が終わった後、何を栽培するかで、
調布市からは、「ノラボウ菜」の提案があったという。

ノラボウ菜の露地栽培は、市民に収穫してもらうなどイベントも
行えるので面白いとお伝えした。



posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ
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