2022年10月01日

収穫した早稲田ミョウガを持参して、日本橋「奈美路や」で刻んでもらった。


早稲田ミョウガの生産者、練馬の井之口喜實夫さんから、
電話をもらった。
早稲田ミョウガの出荷が始まったようで、29日に歌舞伎座で行われる
「江戸落語を食べる会」でも使われ、販売もされると
果菜里屋の高橋廣道社長から聞いていた。

28日に、早稲田ミョウガの様子を見に行った。
井之口さんは、農業委員会の会議があるとかで、お会いすることは
できなかったが、後継者の勇喜夫さんが案内してくれた。






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寒冷紗に覆われた早稲田ミョウガは、例年になく草丈を伸ばしていた。
今年は、猛暑だったり、干ばつもあった、強風の台風にも襲われたが、寒冷紗で守られていた。

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勇喜夫さんに聞くと、熱さが良かったのか、ミョウカの子の出が
いいようだと、ミョウガを分けて出ているところを見せてくれた。

井之口さんには、日本橋にできた江戸料理の店に早稲田ミョウガを
持って行きたいので、用意しておいてもらっていた。

COREDO日本橋の「奈美路や」の佐藤達雄事業戦略室長に、
途中で留守電を入れて伺った。






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先日、冬木先生にお誘い頂いて、「奈美路や」に伺ったが、
江戸東京野菜の流通を担ってくれれている果菜里屋を通して、
使ってくれているので、江戸東京・伝統野菜研究会のメンバーに、
こだわりの「奈美路や」を紹介しようと誘ったが、この時間、
都合の付いたのは亀島由美子さんで、COREDO日本橋で待ち合わせた。

佐藤室長に、早稲田ミョウガを渡しながら、1個刻んでもらえますかとお願いした。

無理かと思ったが、快く受けていただいた

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薄く切ってさらして出てきた。
鰹節をかけていただいたが、シンプルな料理が一番旨いが、
包丁の冴えを感じる






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人形町「玉ひで」の「親子丼」を頼んだ。
玉ひでは、先代の七代目耕路氏がご健在の時にも伺っている。

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現在「玉ひで」は、新店舗建設のため、臨時休業中で、料理人から、
割り下、器まで、同店で受け入れているそうで、臨時休業中に、
人形町「玉ひで」の味は、同店しか味わえないという。





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帰りぎわ、佐藤さんの趣味の一つ、
千社札を亀島さんに解説されていた。

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佐藤さんは達雄さんだが、達雄では現代的名前なので、町火消の
鳶頭(かしら)が政五郎、五郎を頂いて、達五郎にしたという。

大川端町、滝夜叉姫とあるが、これについては何だろうか、
今度聞いて見る。


追録
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先日、浅草葱善の田中庸浩社長に「奈美路や」に行った話をしたら、
ご夫妻で行かれたと報告があった。

日光江戸村に、江戸千住葱を納品しているから佐藤室長はご存じで
田中社長も千社札を持っていることから、貼らせてもらったとか

そして、入り口の柱には「江戸千住葱」の木札も・・・・。
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