2022年10月28日

農の生け花の東京グループで活躍されてきた濱中洋子さんの作品を紹介する


農の生け花の東京グループ代表として活躍されてきた濱中洋子さんは、農の生け花を創作した横井友詩枝先生に師事した。

2018年に東京グループの代表を田無の矢ケ崎静代さんに譲ったが、時々、日本農業新聞に掲載されているので、写真を送ってもらった。




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冬の花(一月末)型の
器 銅鐸型花瓶(横井先生から頂いた)
素材 紅梅、ニンジン、藁製の牛
花瓶は、弥生時代に製造された釣鐘型の銅鐸をイメージした花器。
藁製の牛も、横井先生からいただいたもの。


丑年の一月末に紅梅の花を頂きました。出荷できないハート型の
人参で、二種類の牛を引き寄せました。
器と牛は、横井先生の遺品ですので、先生が喜んで下さったかしら、






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春先の作物(二月末)

春先の作物器  木桶
素材  椿、ねぎ、芽の出たジャガイモ

道の駅にて作品展を催しました。
シャガイモが、芽を出し始め出し始め、椿が美しく咲きだしたので、
いつもと違う器の使い方をして見たくて、横に桶を倒してみました。






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なすのお地蔵様(六月)
器  きりだめ
素材 寺島ナス、大根、紅花

寺島ナスの見学会に参加して帰りにナスを頂いてきました。
家に帰ったら、少ししわが出て、まるでお地蔵様のように
見えました。
翌日さっそく「農の生け花」にして楽しみました。







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夏の小さな果物(七月)
器  陶器
素材  ブルーベリー、ひまわり

昔から家にあった陶器に、ブルーベリーにひまわりで
華やかさを加えました。







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かぼちゃ豊作(八月末)
器  長糸巻き
素材  獅子が谷かぼちゃ(京野菜)、コスモス、藁

昔し養蚕をしていた方から糸巻きの長い物を頂きました。
獅子が谷かぼちゃがたくさん実りましたので、
蔓ごと沢山使ってみました。







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(九月)
器  横井先生から頂いた器
素材  栗、オクラ


横井先生の珍しい形の花瓶を使って若栗、オクラを
生けてみたくなりました。
先生が、応援してくださったのでしょう、
少し満足の作品になりました。




追録
これまでの当ブログか紹介した「農の生け花」の活動です。


東京都農業試験場創立百周年に合わせ「森ミドリトーク&コンサート」で紹介したのが(2000.9)
 
「東京インターナショナル&ガーデンショー2010」で紹介した。(2010.4)

東京都農林水産振興財団講堂で、今年初めてのお稽古(2011.1.)

東京都夢の島にある熱帯植物園(2012.)

日本農業新聞創刊85周年記念(2012.5)
 
農の生け花活動記録集の発行(2015.4)
 
第10回「農の生け花」愛好者全国の集い(2015.10)
 
「農の生け花 東京発表会」(2016.10.)
 
フランス大使館で大使館員との交流(2017.11)

JA共済連全国本部に出張創作(2018.1)

第11回「農の生け花」愛好者全国の集い(2018.10)
 
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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