昭島市立の小学校における江戸東京野菜の栽培は、昨年、中神小学校が
伝統小松菜と三河島菜を栽培し、今年は拝島ネギの栽培している。
お隣の光華小学校では、拝島ネギと金町コカブに、品川カブを
栽培していて、今月になって先週、拝島第二小学校の3年生が、
江戸東京野菜の授業を行ったことは紹介した。
拝島ネギの希望だったが、播種からとなると、来年3月頃に
なってしまうので、2か月ぐらいで収穫できる冬の野菜として、
東京べか菜を推薦した。
初めに教室から出てきたのは、3組の生徒達で「あ! 大竹さんだ!」
と言って寄ってきた。先週の授業を覚えてくれていた。
同校の菜園は、野菜栽培となると狭いことから、佐伯先生が、
他の学年にお願いして、スペースを頂いたとかで、
少し離れたところを、3組が使うことになった。
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すでに先生方が、播種できるように畝を作ってくれていた。
集まったところで、各クラスに初めに質問するのは、
「今日は何の種を蒔きますか!」。
大勢の手があがったので、全員で、「東京べか菜!!」
どこで栽培していたでしょう。「宇宙ステーション!!」
座学の話を覚えていてくれた。
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2組と1組は、下駄箱に近い菜園で、トンネルを2分の1ずつ、
隣り合わせで種を蒔いた。
タネの色と、土の色が同じだから、慎重に蒔くように指導。
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夏の乾燥期と違うから、露地栽培の場合は、水はかけない。
すでに前夜も雨が降って菜園の周りに水が溜まっていた。
学年主任の佐伯先生に、収穫したら食べる事も考えておいてください。
菜園のスペースから、1人が1個と云うわけにはいかないから、・・・
保護者と一緒に料理することなどを考えたいと言ってくれたが
実現することを願っている。
追録

東京べか菜は、三鷹大沢わさびと、歴史伝承作物の2種
小笠原のバナナ、宗兵衛裸麦と共に、10月20日の
JA東京中央会の理事会で江戸東京野菜に認証された。