2022年11月28日

東京女子学院FCコースの調理実習は内藤カボチャのプリン。


東京女子学院のフードカルチャー(FC)コースのお手伝いを初めて
2年目、今年も江戸東京野菜の栽培を行なってきた。

調理でも、東京産野菜として檜原特産のルバーブを取り寄せて
調理したのを始め、料理人から学ぶ授業として、フレンチの
三國清三シェフに来ていただいてのミクニレツスンの導入

今回は、菜園で収穫した「内藤カボチャ」の調理授業が行われた。






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同校の玄関は、クリスマスの人形や花でディスプレーされていて、

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玄関からの廊下には、ポインセチアの鉢植えが並べられていた。
調理室の入り口には、前回の三國シェフのサインが飾ってあった。





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初めて栽培した江戸東京野菜の内藤カボチャは5個収穫でき、
その後追熟をさせてきた。

上の画像とをタップする。
市販のカボチャは、殆んどが西洋カボチャで、和カボチャの
内藤カボチャは中々手に入らないだけに、保積栄理教諭が
内藤カボチャを持った生徒達の写真を撮っていた。






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内藤カボチャの調理実習では、メニューとしてはプリンを
提案していて、レシピを送っていた。

保積教諭は、内藤カボチャに包丁を入れた途端、柔らかい!、
西洋カボチャに比べると包丁が入りやすい!、
フルーティーな香りがすると生徒達に話していて
綺麗な橙色の果肉にも驚いていた。

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1人1個の割合に切り分けた保積教諭。






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カラメルづくり

上の画像をタップする
砂糖・水を鍋に入れて火にかけ、中火で8分程焼く
砂糖水がキツネ色になったら、お湯を入れてよくかき混ぜ合わせる。
カラメルを、プリンカップに大1弱を入れる。

火加減が悪くて、カラメルがアメ状になったりして、
生徒は苦労をしていた。






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各人は、カボチャから種とワタを取り出し、

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種は、来年播種するために生徒達のタネも集めてボールに。


細かく切った果肉を、お皿にいれてラップを張って電子レンジで
5分程度加熱して蒸し、竹串がすっ通ればOK!。





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カボチャの果肉を皮からそぎ取り、ボールに入れ、
裏ごしして潰しておく。

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プリン液を作るため、ボールに卵を溶く。

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生クリーム、牛乳、砂糖を鍋に入れ火にかけ、沸騰直前で火から下す。
溶いた卵と果肉を混ぜて、バニラオイルを数滴入れて良くかき混ぜる。

出来たプリン液を、プリンカップ入れる。






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天板に水を張り、170℃のオーブンで20分程度蒸し焼きにする。
粗熱を取り、冷蔵庫で冷やせば出来上がり。

出来上がった生徒に、内藤カボチャプリンの食感を聞いて見た。
滑らかで、美味しい・・・、と

何でも、裏ごしをする時に、小さい一切れを食べたそうで
カボチャが甘かったので、出来上がりも期待していたようだ。

話を聞いて、裏ごしの前に、内藤カボチャを味わって
もらうことも、確かに必要だった。
江戸東京野菜は、素材の味を知って頂くことが重要だからだ。




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追録



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生徒達が希望する栄養学科の数大学が掲示してあった。

この日の午後1時半に、東京家政大学児童学科の尾崎司教授から
栄養学科の学生に江戸東京野菜の話を依頼されている。


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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