2022年12月31日

井之口農園の江戸千住葱を薬味にして年越し蕎麦を食べるのが楽しみだ。


暮れの挨拶に、井之口喜實夫さんを訪ねた。
今年は、車を処分したことで、中々伺えずにいたが、
28日に伺った。
井之口さんと江戸東京野菜の話をしていると、
ついつい長居をしてしまう。

井之口さんに、江戸東京野菜の栽培をお願いしたのは、
早稲田ミョウガの捜索に同行して頂き、発見してからだ。

千住ネギは、江戸千住を2017年から栽培を始めている。






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井之口さんと、江戸東京野菜の取組について話している時に、
後継者の勇喜夫さんが、江戸千住を目白通り沿いの
ネギ畑から抜いてきてくれた。

太い根深ネギに驚いた。
今年は、ネギには気候も良かったからと云っていたが、
決してそんなことはない。
今年は暑かったり、長雨だったり作物に大きな影響があった。

上の画像をタップする
ただ、台風は1度、14号の被害はあまりなかったようだ。
通過した9月20日に、目白沿いのネギ畑を写真に撮っている。
防御も万全だったからだろう。

田中社長も見ていて、太くなるとネギは固くなるが、
井之口さんのは、柔らかくてそれがない。
ネギ畑の7割が太く育った一本ネギが出来たという。

話の端々に、栽培のポイントをつかんだような言葉は
キャベツばかりではない。






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浅草葱善から年越し蕎麦の葱善ギフトが届いた。

江戸千住葱は井之口農園のネギだという。

上の画像をタップする
江戸辛味大根は足立の生産者。
ワサビは奥多摩ワサビ、柚子も奥多摩特産の柚子と
東京の地産地消。

ソバは、浅草十和田の特性御蕎麦、良い年が迎えられそうだ。


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更科堀井の店先に、江戸千住葱の太刀まるきが置かれた。
一目で井之口さんの江戸千住とわかる。
粋だネ!



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