並木さんは、東京の代表的セルリー農家だった伊藤仁太郎さんの愛弟子で、セロリとは言わずに、昔ながらのセルリーで、
律義に栽培技術を継承している。
そんな並木さんの人柄に惚れて、毎年3月末の収穫期には
お邪魔している。
昨年は、並木さんからよく電話をもらった。
並木さんのセルリーは、こだわりのシェフが使っていて、
収穫期にはこのハウスまで訪ねてくるが、自ら有名シェフの
店に出向いて食事をしていて、昨年10月には、思い出作りに
オテル・ドゥ・ミクニに行かれたことは、紹介した。
先月は、オテル・ドゥ・ミクニのディナーを食べに行くなど、
研究に余念がない。
しばらく外で待ってから、ハウス内に案内してくれた。
セルリーの様子は伺っていた。
上の画像をタップする。
7000株のセルリーは順調な生育を見せていて1月下旬からは
下葉欠きを行うと云う。
寒さ厳しい中、灯油900ℓにより4つのボイラーで2000uの
ハウスを温めている。
例年より経費は掛かっているという。
3月末を収穫目標にしているという。
追録
野菜を手土産に南青山の地に戻った神保佳永シェフの
「JINBO MINAMI AOYAMA」に行かれたと写真を送ってくれた。
2010年南青山に野菜料理中心のイタリア料理店【HATAKE AOYAMA】
の取締役総料理長に就任。2013年に伺っている。
神保シェフは、宮寺農園にお客さんと収穫体験をしたり
東久留米の小学校で親子クッキング教室に協力して頂いた。
2022年、オーナシェフとして【JINBO MINAMI AOYAMA】をオープン。
並木さん、情報ありがとうございました。