2023年01月02日

2000uのハウスに7000株のセルリーは順調な生育を見せていた。


暮れに、清瀬でセルリーを栽培している並木猛さんの畑に伺った。
並木さんは、東京の代表的セルリー農家だった伊藤仁太郎さんの愛弟子で、セロリとは言わずに、昔ながらのセルリーで、
律義に栽培技術を継承している。

そんな並木さんの人柄に惚れて、毎年3月末の収穫期には
お邪魔している。

昨年は、並木さんからよく電話をもらった。
並木さんのセルリーは、こだわりのシェフが使っていて、
収穫期にはこのハウスまで訪ねてくるが、自ら有名シェフの
店に出向いて食事をしていて、昨年10月には、思い出作りに
オテル・ドゥ・ミクニに
行かれたことは、紹介した。

先月は、オテル・ドゥ・ミクニのディナーを食べに行くなど、
研究に余念がない。





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ハウスに着いたら、潅水の最中で、たっぷりの潅水に、
しばらく外で待ってから、ハウス内に案内してくれた。
セルリーの様子は伺っていた。

上の画像をタップする。
7000株のセルリーは順調な生育を見せていて1月下旬からは
下葉欠きを行うと云う。






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上の画像をタップする
寒さ厳しい中、灯油900ℓにより4つのボイラーで2000uの
ハウスを温めている。
例年より経費は掛かっているという。

3月末を収穫目標にしているという。


追録
野菜を手土産に南青山の地に戻った神保佳永シェフの
JINBO MINAMI AOYAMA」に行かれたと写真を送ってくれた。


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上の画像をタップする
2010年南青山に野菜料理中心のイタリア料理店【HATAKE AOYAMA】
の取締役総料理長に就任。2013年に伺っている。

神保シェフは、宮寺農園にお客さんと収穫体験をしたり
東久留米の小学校で親子クッキング教室に協力して頂いた。




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上の画像をタップする
2022年、オーナシェフとして【JINBO MINAMI AOYAMA】をオープン。

並木さん、情報ありがとうございました。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達
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