2023年01月19日

昭島市では、令和4年度の食育シンポジウムを17日は、昭島市役所1階市民ホールで開催した。


昭島市の小学校での江戸東京野菜の出前授業は、
2021年10月中神小学校の3年生に、はじめて行った。

12月には4年生に拝島ネギの出前授業を行い、
翌年の2月になってから種まきの授業を行いました。

その後、栄養教諭の松屋有紀子先生のお骨折りで、光華小学校でも
江戸東京野菜の栽培が始まりましたが、この時に、
学校給食課自校給食担当望月弓子係長から、食育シンポジウムの
基調講演を依頼され、
同校でも取組について、報告することになった。




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17日は、昭島市役所1階市民ホールで14時半から始まったが、
江戸東京野菜の担当部署のJA東京中央会の市川部次長、
横沢課長代理、能城係長が聞きに来てくれた。

上の画像をタップするとプログラム
開会に当たり、主催者の昭島市教育委員会山下秀男教育長の
挨拶で始まった。






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基調講演として、「江戸東京野菜は野菜本来の味がする。」
30分の短編のパワーポイントを作った。
環境に負荷をかけないのが、江戸東京野菜だとして
SDGsの視点から入り、

東京の代表的伝統野菜・練馬大根と共に、砂村ネギで始まった、
後輩学年への種の贈呈は、足立区に伝わり、

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足立区では千住ネギで「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が6校で
行っている事を紹介、本年度から昭島市でも
「命をつなぐ拝島ネギ栽培授業」に、移行する予定だ。

拝島ネギ以外では、中神小の伝統小松菜、光華小学校の
金町コカブと品川カブ、拝島第二小の東京ベカ菜が栽培された。






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上の画像をタップする
「地産地消の取り組み〜我らが第一号 拝島ねぎ栽培スタート〜」
中神小学校 杉本幸司副校長が発表された。

パワーポイントに、あるように
昭島市での江戸東京野菜の導入は中神小学校が初めてで、
松屋栄養教諭が、拝島ネギを給食に使ってくれたのが
追い風になった。






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光華小学校の眞砂野校長は、5年生が自分たちで
すべを作り上げたものだと語っていた。

上の画像をタップする
「つないでいこう! 江戸東京野菜 光華かぶ式会社」
光華小学校5年生代表 
パワーポイントに沿って、1人1人、6人が紹介した。
調べ学習で、金町コカブと品川カブについて、良くまとまっていた。
また、収穫したカブでレシピを考えるくだりでは
待機していた演技をするグルーブが、出てきて好演した。

江戸の食文化から、日本の食料自給まで、素晴らしい内容構成で、
会場から、拍手が沸き上がった。






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〈パネルディスカッション〉
『地場産物を活用した食育〜地域との関わりを通して「食」を学ぶ〜』
佐々木輝雄先生(日本獣医生命科学大学名誉教授)が
コーディネーターで、

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パネリストとして、大竹道茂、光華小学校・眞砂野裕校長、
中神小学校・杉本幸司副校長、JA 東京みどり・清水雄大さん
昭島市内農業生産者・指田勉さん、
昭島市瑞雲中学校・鈴木道代栄養士、



追録

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拝島第二小学校の青柳栄養士が説明してくれた。
同校では、東京ベカ菜を栽培しているが、
今月末に給食で調理するという。

上の画像をタップする
学校給食・食育展示
学校における食育の取り組みの紹介

中神小学校、光華小学校、つつじが丘小学校、福島中学校





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市役所のフロアーに展示しているから市役所に来た
市民がご覧になっていた。

上の画像をタップする
給食に使用している地場産物について
多摩川梨、たまご、拝島ねぎ、おふくろ大根、小松菜、キャベツ、
ごぼう、里芋、茄子、人参、大根、トマト、米、かぼちゃ、白菜

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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