味覚の授業は、フランスで始まった。
三國シェフはフランスでも
実施て来たが、日本では1998年母校の増毛町立舎熊小学校で
実施したのをNHK総合テレビ「課外授業ようこそ先輩」で
見たのを記憶している。
その後、都市大学付属小学校での三國レツスンを
2011年から今年までお手伝いをしてきた。
また、東京女子学院高等学校でも昨年からお願いをしている。
三國シェフは、2016年にフランスの最高位の国家褒章
「レジオン・ドヌール勲章シュバリエ」を受賞していることから、
フランスに恩返しをしたいと云っていたことを聞いていた。
春日香織先生とお知り合いになったことから、
リシャール テソニエール校長にお会いした時に、
三國シェフの気持ちをお伝えした。
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同校は、幼児から高校生までが、スクールバス等で都内各地から
通ってくる。
丁度この時期は、春休みだったが、三國レツスンを
受けたいとする児童たちが登校していた。
同行された岡本さんが子ども達の顔などは
写さないようにしながら撮影していた。
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味覚について、紙皿に乗せた、クラニュー糖、酢、塩、無糖のチョコ、
日高昆布、が次々に出てきたが、
見て、さわって、匂いを嗅いで、聞いて、そして舌で味わう。
あまみ、さんみ、しおみ、にがみ、うまみ、を的確にこたえていった。
舌にあるぼつぼつが味蕾で、味蕾は8歳から急速に増えて、12歳を
ピークに減っていくが、ピーク時で1万2千個もあると説明していた。
皆さんたちは、この時期に体で覚えてくださいとも。
お酢は、フランスにはワインなどから作られたものが多くあるが、
体にとても良いから、かっこよくなるには、と言って、サッカーの
キリアン・エムバぺ選手の名前をあげたら、エムバぺ!!、と、
子ども達は盛り上がった。
塩は、世界で一番おいしいのは、フランスのゲランドの塩で、
私は使っているとも。
子どもの頃、ホヤを食べていた、ホヤには五味が入っていたから、
それで味を覚えて、シェフになったと・・・。
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更に質問、どんなもの、どこで売っているのかと・・
春日教諭もホヤを知らなかったので、パソコンで検索して映像を、
ボードに写した。
シェフの話しに、食べてみたい子が、
とこで売っているのか聞いていた。
日本の東北から北海道の海にいる。
毎年このような授業のお手伝いをさせてくださいと・・・
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1時間の授業は、子ども達は楽しかったようだ。
追伸
都市大学付属小学校の最後の三國レツスンは3月6日で伺う予定だ。