亀戸大根の収穫祭は、今年で24回を迎える。
これまで2011年の東北地震の年と、新型コロナの感染拡大が
あったことで2020年と2021年は中止となった。
亀戸地区の小学校では、亀戸大根の栽培は2000年から毎年行ってきた
ことから、各小学校では収穫祭だけは開催してほしいとの要請を
行ってきた。生徒たちの正式参加は行わず、校長先生が生徒たちが
栽培した亀戸大根を持って参列する事で昨年から行われている。
香取神社が発行する「亀戸物語T」によると、この地域は、かつて
「亀島」と云う島で、美味しい水が湧く井戸が在ったという。
境内には、亀戸の語源、再現した亀井戸が在る。
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同神社は、亀戸七福神の、大國神と恵比寿神を祀っている。
因みに、寿老人は常光寺、弁財天は東覚寺、毘沙門天は普門院
福禄寿は天祖神社、布袋尊は龍眼寺となっている。
亀戸大根が持ちやすいように、紐を着けていた。
福分けまつりは、これまで亀戸大根や、亀戸大根の入った
みそ汁などが配られていたが、新型コロナの影響で、みそ汁や
亀戸大根の土産は、2020年から中止となった。
しかし、2022年から参加された方にのみ大根が配られている。
参加された小学校、幼稚園、中学校は
第一亀戸小学校と第一亀戸幼稚園(関哲也校長・園長)
第二亀戸小学校と第二亀戸幼稚園(小野春彦校長・園長)
香取小学校(石川千影校長)、水神小学校(古田豊校長)
第三亀戸中学(小林一志校長)
更に、企業としては、亀戸駅ビル・アトレ(安田貢記店長)、
東武亀戸駅(大西英夫駅長)
花王ピオニー(株)濱田浩氏、花王(株)おかえりブロックガーデン
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各校長先生はじめ企業の代表に続いて玉串奉奠を行った。
水神小学校の古田校長に次いで挨拶を行った。
挨拶の中で、亀戸地区には、小学校は5校有るが、今日は4校。
5校目は、浅間堅川小学校で、同校では昨年亀戸大根の
栽培を行なっているので、
亀の会としてもアプローチをするようにお願いした。
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水神小学校の古田校長は挨拶で、昨年の出前授業を聞いて、
亀戸大根に興味をもち、香取神社で頂いた亀戸大根を食べて
美味しいことから、現在自宅マンションのベランダで亀戸大根を
栽培していることを紹介した。
居酒屋「発酵文化応援団」女将喜連川麻里さん、講談師田辺一乃師匠。
田辺師匠は麻里さんの店で、講談会を行っている。
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追録
花王ピオニー(株)の濱田氏からは、亀戸大根を収穫したので
プランターが、寂しくなってしまった。
何か栽培するものはないかと相談されたので
5月の連休明けに寺島ナスを栽培したらどうですかと勧めた。
同社は墨田区だから、寺島ナスはぴったり、10月まで栽培した後は
再び、亀戸大根を栽培するローテーションもいい。
苗を販売するころに牛久会長を紹介しようと思っている。